株式会社CBCテレビ
番組審議会
第696回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2024年3月8日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
池田直樹、大須賀彩、久保南海子、柴野理奈子、 島田佳幸、戸苅創、中北馨介、山下陽子 |
書面参加 (敬称略) |
梅村清英、大谷恭代 |
議題 | 1. 春の改編説明 ~ 編成担当が説明をし、了承をいただきました。 2. 放送全般に対するご意見・ご要望 |
1. 春の改編説明
春の編成については番組編成担当が説明をし、了承を得た
2. 放送全般に対するご意見・ご要望
《審議委員の主なご意見》
<CBCテレビ関連>
- ドキュメンタリー『僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる』 記者が普段の生活で感じたことを起点に制作されているのが非常によかった
- 委員を経験し、番組が完成するまでに、容易には想像できないような作り手の苦悩や工夫があると知った。これをぜひ視聴者にも広く知ってほしいと思う
- CBCの番組を見た視聴者が、自身のリアルな体験につなげられるようなことを、主導していってほしい
- CBCには地域との結びつきが強いイメージがあり、放送後の反響も大きい。今後も、より良い番組を提供してほしい
- CBCには、良質なコンテンツを作り、ローカルの立場からも業界を導くようなリーダーシップを発揮してほしい
- 審議会では様々な意見が出されていた。委員の年齢や性別、職業、バックグラウンドにおける多様な人選が、この審議会を支える一つの要因になっていたと思う
- 視聴者センターの月報を読むと、電話をしてくる1人の背後に100人、200人がいるかもしれないと思う。一つ一つの視聴者の声を、引き続き大切にしていただきたい
<放送全般>
- テレビドラマの制作者と原作者がもめた『セクシー田中さん』の件は他人事ではない。やはり丁寧なコミュニケーションが欠けていたと思う。相手へのリスペクトは何よりも大事にしてほしい
- 最近の、薬剤が絡んだ事件の報道について。真似する人が出て危険なので、薬剤名や薬効などは伝えないような報道スタイルに変えていってほしい
- 放送局のアナウンサーには、若い学生の模範となるよう正しい日本語を使っていただきたい
- テレビの音声を聞き逃すことが多く、字幕放送にとても助けられている
- 今や中学生でもスマホを持つ時代。デジタルとの向き合い方は変えていかないといけない
- テレビを見ない若い世代でも、SNSでつながりながら同時に同じ動画を楽しんでいることがある。テレビにも何か工夫できることがあるのではないだろうか
- テレビには、視聴者におもねって作るのではなく、社会全体が考えるべきことに導いていく使命を担ってほしい
- 子どもに向けて道徳観念を育むような役割、また社会の少数者を切り捨てることのないよう、声なき声を社会に届けるというような役割を、テレビに果たしていただきたい
- テレビメディアは、情報を伝えるだけでなく社会的な意識を高める役目も果たしている。今後も情報の正確性と信頼性を保ってほしい