番組審議会

第676回CBCテレビ番組審議会

開催日 2022年3月11日(金)
出席委員
(敬称略)
伊藤孝紀、加藤博、鹿目由紀、
上条厚子、戸苅創、渡邉好作
書面参加
(敬称略)
島田佳幸、竹内秀樹、宮田昌彦
議題 1. 春の改編説明 ~ 編成担当が説明をし、了承をいただきました。
2. 放送全般に対するご意見・ご要望

《審議委員の主なご意見(議題2)》

<CBCテレビ関連>

  • 一つ一つの番組がよく考えられて作られている。制作者がもっと企画意図などを発信して、番組に興味を持ってもらうとよい
  • 番組の趣旨を理解するには何度も見直すことが必要な場合もあった。制作側の苦労を色々と聞けると、番組の見方も変わる
  • 番組のブランディングは大事。ロゴマークからテーマカラーへの展開や、スタジオセットとの連動も徹底してほしい
  • 名古屋らしさとは何か、番組でも今一度考えるときではないか。埋もれている地元の資源を引き出してほしい
  • コロナ禍で、子育て中の母親は孤立し不安に駆られている。情報提供などで子育てを支援し、親同士の繋がりの創出として機能してほしい

<放送全般>

  • 特に情報系番組には、新しい興味関心との出会いがある。新たな情報へアクセスできるという点で、テレビにしかない価値があると感じる
  • 紛争報道を見ていると、各局で情報の切り取り方は違っており、いかに正しく情報を伝えられているか、局の責任は重くなっている
  • コロナ禍において、テレビが改めて信頼できる情報機関であることを認識できた。正しい情報を正しく伝える情報番組、ドキュメンタリーを中心に制作してほしい
  • オリンピック放送は良かった。普段スポーツは見ないが、ルールや状況説明が解りやすく、素人でも楽しめる作りのためつい見てしまう
  • TVerなどで色々な放送を見ることができるようになった。普段リアルタイムで放送している番組はもっと地域色が強くてもいいのではないか
  • 視聴者のライフスタイルが多種多様になっているのに、テレビ番組の編成は対応できていないのではないかと感じることがある
  • 情報番組のコメンテーター枠に、タレントは必要なのか?専門家でない人のコメントに必要性をあまり感じない
  • どこかの番組が当たると、似たようなコンテンツ、同じようなタレントがどのチャンネルにも出てくるのが気になる。独創性の追求を忘れてほしくない
  • 自由な表現と、コンプライアンス、あるいは不寛容な社会の空気のあわいをゆくのは難しいが、「やんちゃな」姿勢は失わないでほしい
  • 『鬼滅の刃』がテレビアニメのあり方を変えたと思う。作画のクオリティも高く、妥協なくこだわって作られたものに、子どもだけでなく大人も皆惹きつけられる
  • ジェンダーギャップや考え方の古さ、決まった枠で作ろうとする姿勢など、番組づくりの根本的なところを変えてみてほしい。勇気ある一歩が必要な時が来ていると思う

Page up