株式会社CBCテレビ
番組審議会
第672回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2021年10月8日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
加藤博、鹿目由紀、島田佳幸、戸苅創、 渡邉好作 |
書面参加 (敬称略) |
伊藤孝紀、勝部陽子、上条厚子、竹内秀樹、 宮田昌彦 |
議題 | 1. 番組審議『BACKSTAGE』 2. 番組種別放送時間報告 |
1. 番組審議『BACKSTAGE』
放送日時 | 2021年9月5日(金)23:30~24:00 |
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放送エリア | CBCテレビ製作TBS系全国ネット |
スタッフ | チーフプロデューサー 斉藤龍昭(東京・コンテンツ戦略部) プロデューサー 柳橋弘紀(テイクシステムズ) 横山公典(東京・コンテンツ戦略部) |
出演 | 武井 壮 高瀬真奈 ナレーター 花澤香菜 |
《番組内容》
「私たちの生活のバックステージには、いつも懸命に働く人たちが」という番組冒頭のナレーションが表す通り、何気ない日常の裏側で私たちの生活を支える「人」や「仕事」に密着取材を行い、その情熱やこだわりを描く「働く人たちへの応援歌」。
今回は「川や海で人命救助を行う“水難救助隊”の新人隊員」に密着。
その仕事への向き合い方を通して、私たちが普段目にすることのない水難救助隊の仕事や、隊員たちの仕事にかける情熱を伝える。
《審議委員の主なご意見》
- 働くというのはどういうことなのか、誰かの役に立つために人がどのような努力をしているのかを知ることができる番組
- たとえば機材点検のような地味な裏の作業にフォーカスするのが良い。まさに番組のタイトル通りで趣旨に沿っている
- 小中学生のキャリア教育として、とても素晴らしい教材になるのではないか。放送時間が遅いので録画して子どもたちに見せたい
- テレビという信頼の情報源から、様々な職業の魅力を発信することは、コロナ禍の学生に対しても非常に価値のある取り組み
- 番組冒頭の部分について、視聴者に最後まで見てもらうために力を入れていると思うが、少々長過ぎると感じた
- 救助訓練で、ダミー人形を引き上げた後の蘇生術については描かれておらず気になった。溺れた人が助かるのは簡単ではないということも、併せて伝えてほしいと思った
- 音楽などが過剰で、いちばん見せたいはずの重要な場面を見逃してしまう。しっかり間をつくるなどの工夫をしてみてはどうか
- ブランディング視点では、番組タイトルの書体や使い方が、表示される場所によってバラバラなのが気になった。色彩設定においても、見る回によっては統一感のないことがあった
- 山田さんが水難救助隊を目指すきっかけとなったというテレビの役割を痛感した。きっと、今回の番組を見て山田さんに憧れた子もいたのではないか
- この番組は、興味深いものを深夜に見られるというお得感がある。伝え方をもう少し整理して、紹介する人物の人柄がより感じられるとよい
- 水難救助の現場は想像以上に過酷だと知ることができた。番組アーカイブを見ると興味深いプロフェッショナルな方が多数登場しており、自分の職業を天命として捉えている方が多くいるのだと感銘をうける
2. 番組種別放送時間報告
今年4月から9月までの第3週の番組種別報告について、編成担当が前年との比較を交え報告を行った。