株式会社CBCテレビ
番組審議会
第669回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2021年6月11日(金) ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 書面開催 |
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出席委員 (敬称略) |
伊藤孝紀、勝部陽子、加藤博、鹿目由紀、 上条厚子、島田佳幸、竹内秀樹、 戸苅創、宮田昌彦、渡邉好作 |
議題 | 1.番組審議 『ちょい足し』 |
1. 番組審議 「ちょい足し」
放送日時 | 2021年5月22日(土) 17:00~17:30 |
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放送エリア | CBCローカル |
スタッフ | チーフプロデューサー 横山公典(コンテンツ戦略部) プロデューサー 水野知歌(コンテンツ戦略部) チーフディレクター 壁谷公章(CBCクリエイション) ディレクター 高柳俊也(フリー)、尾関美有(コンテンツ戦略部) |
出演 |
スタジオMC ミキ(昴生・亜生) スタジオゲスト 池田美優 ロケ出演 すゑひろがりず(南條庄助・三島達矢) 斉藤初音(CBCアナウンサー) |
《編成意図》
自社制作のVTRパッケージ番組として今年4月に立ち上げた地元情報バラエティです。幅広い世代の方に見てもらうため土曜日夕方という時間帯に編成しました。
《番組概要》
“カレーにチョコレートを「ちょい足し」すると、さらに美味しくなる!”というように、それだけでも興味深い情報や企画に、さらなる演出などのスパイスを「ちょい足し」して見せていく番組です。
「ちょい足し」することによって、新たな発見や魅力、笑いを 視聴者に届けるバラエティ番組を目指しています。
5月22日(土)の放送回では、愛知県豊橋市の動物園・のんほいパークを舞台に、様々な特殊カメラをちょい足ししてリポート。動物の意外な生態や新たな魅力を発見することができました。
さらに、今、中高生に大人気のお笑いコンビ・すゑひろがりずが、“ずる”をちょい足しして世界記録に挑戦するシリーズ企画の第3弾も放送しました。
《審議委員の主なご意見》
- シンプルに何も考えず、週末に頭の中をリセットし、家族で笑いながら楽しめる番組
- 総じて、ライト感覚のバラエティとして楽しめる
- スタジオMCやゲストのキャスティングで、若い世代がしっかり呼び込めていると思う
- 地元の場所でも、何気ない事に着目すると見方が変わり、とても新鮮に感じる事ができた
- 番組が唐突に始まり、機関銃のように展開されるスタジオトークは、面白い反面とても忙しい気持ちになってしまった
- 今回の内容でいえば、バラエティなのか科学番組なのか、そのミックスなのか、捉えどころがなかった
- 30分番組だからこそ、1時間番組より掘り下げてぎゅっと濃縮する必要があるのではないか
- お題への追求の度合いが浅く、物足りなさと中途半端さを感じてしまう。視点を足すのは「ちょい」でよいが、その深さは深くしたい
- ネタの「ちょい足し」の解釈として、足されることで「変化する」ニュアンスが欲しい
- バラエティ番組だからと、画面上に多くの色彩や強調文字を多用するのは、「ちょい足す」ことにより知性の側面が薄れた表現となってしまっている
- MC二人のコメントは、ローカル番組を軽く見ている態度ととられかねない、違和感があった
- 笑いに振る場面では、幅広い年齢に受け入れられる切れ味を出しているようでいて、正直そこまででもなく、対象年齢が曖昧
- 動物の特殊映像の紹介だけでなく、のんほいパーク全体の情報も加えて欲しい
- 今回は、笑いながら勉強になる内容だった。中には動物にかかわる仕事をしたい、カメラにかかわる仕事をしたいと思った子どももいるのではないか
- 次のステップとして、「目で見るちょい足し」から、「実際の体験をちょい足し」できたら素敵だなと感じた