株式会社CBCテレビ
番組審議会
第655回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2019年11月8日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
加藤宣明、島田佳幸、清水綾子、戸苅創、 土方邦裕、野口あや子、水野明久 |
書面参加 (敬称略) |
鵜飼裕之、土屋諭 |
欠席委員 (敬称略) |
黒邉雅実 |
議題 | 1. 番組審議「絶滅料理再現バラエティ ロストグルメ」 |
1. 番組審議
「絶滅料理再現バラエティ ロストグルメ」
放送日時 | 2019年10月13日(日)15時30分~16時54分 |
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プロデューサー | 岩井富士夫(報道・情報制作局) |
出演者 | 要潤、勝俣州和、小峠英二、みちょぱ、植野広生 |
料理人 | 辻口博啓、笠原将弘、茂出木浩司 |
《企画意図》
現代では見る影もなくなってしまった、歴史上の料理。
過去の偉人が愛したにも関わらず、様々な理由で現代では無くなってしまった「今はなき絶品料理」を「ロストグルメ」と称し、現存する資料を手掛かりに、一流シェフの知識や経験を総動員して、現代に蘇らせるという番組です。
《番組内容》
ロストグルメを提供するレストラン。レストランのオーナーは、要潤。
今回、要潤が招待した客は、勝俣州和、小峠英二、みちょぱ、植野広生。
見たことも聞いたこともない「歴史から消えてしまった料理」を招待客に調理過程を見てもらいながら、できあがった料理を食べていただきます。提供する料理は3品。
その3品とは、「本能寺の変の引き金?すきかかり」、「チンギス・ハンが愛したカレーの元祖?バルブスープ」、「徳川将軍が愛した?スイーツ白牛酪」。
辻口博啓(白牛酪)、笠原将弘(すきかかり)、茂出木浩司(バルブスープ)の3人が、絶滅料理の再現に挑みました。
《審議委員の主なご意見》
- 3種の料理の再現に至る過程がとても詳細かつ科学的で引き込まれた
- タイトルも興味を引き、日曜日の昼下がりに家族揃って見るにはいい番組
- 料理を再現するにあたり、苦難を経て解決に至るというストーリーが全体に読めてしまった
- 当時の食文化も合わせて紹介すると内容に深みが出る
- その料理が絶滅した理由や、その料理をどうして再現することにしたのかなども知りたかった
- 絶滅した料理の説明について、研究者の言葉だけでなく文献での根拠を示してほしかった
- シェフの肉声で伝える箇所などに音楽、効果音、テロップが過剰に感じた
- 料理に杉の香りをつけようと、コンロに杉を載せれば燃えてしまうのは当たり前で、やらせ感につながらないか
- シェフ達が悪戦苦闘する姿に次第に愛着を感じた
- 有名シェフを起用しているので料理の忠実な再現だけでなく今風にしてみてもよかったのでは
- スタジオ部分が騒々しかった
- スタジオの出演者が明るい面々なので軽快で押し付け感がなく、幅広い層が楽しめる
- 現在の料理の原点や元祖を知るのは良く、このような番組をもっと作ってもいい
- キー局も作るような番組をCBCテレビが作った意味合いは何か
- 番組のコンセプトが面白く続編を楽しみにしている