株式会社CBCテレビ
番組審議会
第607回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2015年2月13日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
青葉かおり、浅野幹雄、上田 豪、浦西德一、 戸苅 創、深田 実、野水優治、前村哲路、 安田智彦、山本光子 |
議題 | 番組審議 「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ」 ~いのちの星の親子たち~ |
番組審議
「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ」
~いのちの星の親子たち~
放送日時 | 平成27年1月24日(土) 14:00~15:24 ※TBS系全国28局ネット番組 |
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プロデューサー |
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総合演出 |
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ディレクター |
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ナビゲーター | 伊藤英明 | ||||||
海中カメラマン | 越智隆治 | ||||||
ナレーター | 加藤あい |
《企画意図》
今も、その生態の多くが謎に包まれている生き物・クジラ。
しかし同じ地球に住む、私たち人間と同じ哺乳類として、子供を産み、育てる生き物であることには違いありません。
番組では、地球で最もクジラに近付ける海があるといわれる国、トンガでクジラの子育てに密着。
哺乳類であることの象徴であり、撮れれば世界でも貴重といわれる「授乳シーン」の撮影を狙いながら、ザトウクジラの親子の様々な生態を撮影。
自然の中の動物たちだからこその、純粋なまでの「親子の繋がり」を伝え、改めて視聴者の皆さんにも「親子の繋がり」を考えてもらおうという狙いです。
《番組内容》
南太平洋に浮かぶトンガ王国。
毎年7~10月の間、南極海から北上してきたザトウクジラが出産、子育て、交尾を行うトンガは、「クジラと泳ぐ・ホエールスイミング」が、可能な数少ない国の一つで、この時期、世界中のカメラマンや海の生物を愛する人たちが集まってくる場所です。
この海で10年以上も前からクジラたちの写真を撮り続けているカメラマンの越智隆治さんは、「これまであちこちの海でザトウクジラの撮影を行ってきたが、これほど近くで、こんなに長い時間ザトウクジラの親子に遭遇できた海はなかった。すごい!」と語ります。
トンガの海で、ザトウクジラを追い続ける越智カメラマン、そして、過去に
クジラの撮影を経験し、「クジラの不思議な魅力にとりつかれた」という、
俳優・伊藤英明をナビゲーターに迎え、その神秘的ともいえる、美しく青く輝くトンガの海中で行われるクジラの子育ての映像撮影に挑戦します。
世界でも貴重という、クジラの子育ての映像をカメラに収めるプロセスの中で、子育ての原点である、親子の愛情と絆を表現することを狙う、ネイチャードキュメンタリー番組です。
《審議委員の主な意見》
- クジラの親子にあれだけ近づけたことはすばらしく、映像に迫力があった。
- クジラの体長や生態が子供でも良くわかる番組だった。
- ナレーションと出演者の声、そして字幕のバランスが絶妙だった。
- 映像が綺麗で静かな番組であり、教養と娯楽の要素のバランスがとれていた。
- 4Kカメラで撮影した海やクジラの映像、そしてトンガ王国の風景が美しく、感動的だった。
- 自然や環境にスポットを当てたこうした番組を今後も作ってほしい。
- トンガ王国の人々の暮らしぶりが垣間見えて興味深かった。
- 多くの人に見てもらいたい番組なので、土曜の午後ではなくゴールデンタイムに放送してほしかった。
- 単なる科学番組ではなく、人間性を感じる科学ドキュメントである。
- クジラと泳ぐホエール・スイミングとトンガ王国の暮らしぶりが紹介され、思わず現地に行きたくなる番組である。
- 地球温暖化がクジラの生態系にもたらす影響まで踏み込んで取材して欲しかった。
- 泳ぎが得意な伊藤英明をナビゲーターに使った事は評価できるが、タレントに頼らず地元の人を起用した方が番組に深みが出たのではないか。
- 番組タイトルにあるほど、クジラの親子愛は描けていないし、奇跡の海という言葉も大げさである。
- きれいな海の映像が長く、番組が単調で長すぎた。
- 多くの要素を詰め込みすぎたため、番組のテーマが絞りきれていなかった。
- 海の美しさをもっと極めて欲しかった。