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BACKSTAGE(バックステージ) ”挑戦”に秘められたこだわりと仕事愛

CBCテレビ製作/TBS系全国28局ネット
毎週日曜よる11時30分

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2020年3月8日放送
第46回

1万人の頂点!?「キング・オブ・バイヤー」 買い取り査定“抜き打ち”超難題に挑戦!

ゆきぽよ ゆきぽよ
キング・オブ・バイヤー 大畑真澄

今回は、全国660店舗以上を展開する日本最大級のリユースショップ「セカンドストリート」で、従業員1万人の頂点に立つキング・オブ・バイヤー!あらゆる商品の的確な査定額を導き出す、その査定力に迫る。

<“圧倒的な知識量”で1万人の頂点に君臨>
キング・オブ・バイヤーとは、買い取り能力を競うコンテストの優勝者に贈られる称号。そんな現場で働くバイヤーたちの頂点に選ばれたのが、大畑真澄さん。セカンドストリートで買い取る商品のおよそ6割はアパレル商品だが、大畑さんが店長を務める千葉県の「柏沼南店」では、家電や家具・楽器・スポーツ用品などあらゆるジャンルの商品を査定し買い取る。そのため、幅広い商品知識が必要不可欠。
「意識を持っていれば、スーパーや100円ショップなどどこへ行っても勉強になる」
大畑さんは、会社が作成した買い取りに関する問題集などにも取り組み、日々商品の知識を深めている。

<買い取りに対する想い“お客様とWin-Winな関係を”>
買い取り査定を行うときは、商品の汚れや傷などの状態・商品の市場価値・人気のデザインかどうかなど、さまざまな条件を踏まえた上で金額を決定する。さらに、お客さんを待たせないように手際良く、スピーディに査定しなければならない。査定を終えたらお客さんに買い取り金額を伝え、納得してもらえたら買い取り成立だ。インターネットのフリマアプリが全盛の時代だからこそ、お客さんと直接向き合うことが大事だという大畑さん。なぜこの金額になったかをお客さんに丁寧に説明する。
「お客様がご納得されて「Win-Win」になるのが、我々の求めるところ」
大切なのは、お客さんに納得してもらうこと。そのため、無理な買い取りは行わない。

<超難関のヴィンテージジーンズを査定>
買い取りを仕切る本社の精鋭たちが、大畑さんに抜き打ちチェックを行った。トミカのミニカーやナイキのスニーカー「AIR MAX」を発売が古い順に並べさせたり、洋服のデザインの名称を答えさせたり、さまざまなジャンルの難問を出題。大畑さんはそれらの知識問題を次々と正解していく。続いて、実践問題。何も知らされていない状態で、1960年代製のヴィンテージジーンズ「リーバイス505」の買い取り査定を行う。ヴィンテージの査定は奥深く、難易度はかなり高い。
「まずは、年代特定から。見るべきポイントを知っていないとかなり難しい」
大畑さんが最初に注目したのは、ジッパーの引手金具。60〜80年代に使われていた種類のものだという。続いてはタグ。LEVI’Sの「E」が小文字か大文字かで年代が異なる。さらに、バックポケット裏の縫い目をチェック。古いものは、1本の糸で縫われているとのこと。これらの情報から、大畑さんは60年代のリーバイス505であることを見事特定。さらに状態を吟味し、本社の精鋭の予想金額とほぼ変わらない査定金額2万円を導き出した。難しい品ほどやりがいを感じるという大畑さん。これからも知識を養い、キング・オブ・バイヤーとしてセカンドストリートを牽引していく。

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