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BACKSTAGE(バックステージ) ”挑戦”に秘められたこだわりと仕事愛

CBCテレビ製作/TBS系全国28局ネット
毎週日曜よる11時30分

ARCHIVE

2020年1月12日放送
第38回

街で見つけた“イマドキ”のお仕事SP

新井恵理那 新井恵理那

今回は、街で見つけた“最新”お仕事スペシャル。今の時代ならではの仕事をしている3人の人々に密着した。

街で見つけた仕事_沖知子さん(出張ヨガ)

<呼吸を味わう “ブレストラン”「出張ヨガ」インストラクター>

沖知子さんの仕事は、「出張」ヨガインストラクター。さまざまな企業に出向いて心の健康をサポートしている。ヨガと言えばマットを敷いて行うイメージがあるが、沖さんの教えるヨガはそれとは少し異なる。社員の方々にレクチャーするのは、その場で何度もジャンプしてから椅子に座り、呼吸に意識を向ける「ジャンピング瞑想」。とことん“呼吸”を意識するのが、沖さんのヨガの特徴だ。
「意識的な呼吸を“おいしい呼吸”と呼んでいる。これが何に良いかというと心の健康」
実は沖さんは、インド政府公認プロフェッショナルヨガの資格を取得し、2016年にはミスワールドジャパンのヨガ部門で「初代ミスヨガ」も受賞した日本を代表するインストラクターの1人。ヨガを学ぶなかで、呼吸の大切さに気づいた沖さんは独自のヨガ「ブレストラン(ブレス+レストランの造語)」を開発。自ら会社を立ち上げ、現在10社ほどの企業に出張ヨガを行っている。 “当たり前ではない健康”を呼吸でサポートしたい。それが沖さんの想い。

街で見つけた仕事_近藤正恵さん(SNSコンサル)

<“バズる”裏には法則が!?SNSコンサルティング>

近藤正恵さんの仕事は、SNSのコンサルティング。人気ブロガーとして活躍していた時の経験をいかしした的確なアドバイスで、現在、大手企業をはじめ約20社と契約を結んでいる。投稿の中身を見てもらうのに一番大事なのは、トップページの写真の並び。パッとみたときの統一感が、閲覧数などに影響する。他にも、企業が抱えるSNSの問題はさまざま。フォロワーを増やしたい、お店の売り上げアップにつなげたいなどの相談が寄せられる。それらを解決するために、近藤さんが行っているのは、色々な角度から意見を聞くミーティング。ミーティングに参加するのは若者の目線を持つインスタグラマー、生活感覚が分かる主婦、情報系が得意なユーチューバーなど。彼らから意見を聞き、それをまとめて具体的な改善策を打ち出すのだ。これからもSNSで困っている企業のため、ノウハウを伝えていく。

街で見つけた仕事_野々村昌樹さん(作曲家)

<「ゲーム音楽」最前線“感情を動かす”異色の作曲家>

野々村昌樹さんの仕事は、ゲームやアプリのBGM制作。作曲をする際は、クライアントからイメージを聞いて、曲の構成を決定。曲を書いたらパソコン上で編集を行い、必要に応じてバイオリンやギターなど楽器の生音を加えていく。最近増えているのは、中国からの依頼。そのため野々村さんは、中国の楽器“二胡”を購入。野々村さんは、楽器の演奏にも細かく指示を出し、ときには譜面をその場で修正しながら、音楽を作り上げていく。
元々格闘技をしていた野村さんが音楽の道を志したのは、15歳のとき。腰を骨折して寝たきりの生活を送っていたときに、ショパンの「別れの曲」を聴いて心を大きく動かされた。それが転機となり、猛勉強して音楽大学に入学し作曲家となったのだ。そんな野々村さんの夢は、もっと多くの国に自分の音楽を広めること。

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