- 指揮
- ジョナサン・ノット
- ヴァイオリン
- 辻彩奈
- プログラム
- メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
マーラー:交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」
- 2019年4月12日(金) 【開場】18:00 【開演】18:45
- 愛知県芸術劇場コンサートホール
アクセス方法はこちら - S¥15,000 A¥13,000 B¥11,000 C¥9,000 D¥7,000
U25¥3,000(アイ・チケット(電話)のみ取扱い。25歳以下で、来場時に年齢確認あり)
(Pコード:129-624 / Lコード:46302)
※車椅子席(S席)はアイ・チケット(電話)での取扱いとなります。
※やむを得ない事情でプログラム内容、出演者など変更になる場合がございますのでご了承ください。それにともなうチケットの払い戻しはいたしません。
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来年4月に来日公演を行う、創立100年を迎える伝説のオーケストラ、スイス・ロマンド管弦楽団。先日、東京交響楽団の指揮のため来日した、スイス・ロマンド管の音楽監督ジョナサン・ノットにこのオーケストラのこと、演奏曲目の聴きどころをインタビューしました。
スイス・ロマンド管弦楽団について
スイス・ロマンド管弦楽団(OSR)は、当初はロシアの音楽を、そのあとドイツの音楽をレパートリーとしてきた歴史があります。けれども、私はまずフランスの音色、フランスの伝統について話したいと思います。というのも、OSRは基本的にフランス語を話す、フランスの美学をもつオーケストラだと思うからです。それとともに、多くの音色を表現する“統一国家”としての才もあります。プログラムも、フランスの伝統とフランスの音楽を基本として、ドイツの音楽もミックスしたレパートリーに重きをおいています。
私はこのオーケストラと歴史を歩み始めたばかりですが、21世紀のオーケストラは、確かな技術でもって音色やスタイルを適切に曲目によって使い分ける必要があると思います。ドイツ、オーストリアの音楽、フランスの音楽は、それぞれ異なる音色をもっていますね?モーツァルトの音色がベートーヴェンやシューベルトとは異なるように、このオーケストラは技巧(ヴィルトゥオージティ)で表現を変えることができます。それが、この日本での100周年を記念するプログラムで異なる様式をもつ曲目をミックスした理由です。
名古屋公演の演奏曲目について
マーラーの「交響曲第6番・悲劇的」の前に、メンデルスゾーンの有名なヴァイオリン協奏曲をもってきました。メンデルスゾーンの音楽は洗練されていて、とてもポジティブな音楽です。大きな喜びがあります。それでいて、彼の音楽から私は弱さを感じたことはありません。とても強い音楽なのです。この協奏曲の第1楽章は“アパッショナート”です。そうした要素はマーラーにもあります。音色も異なり、違う音楽なのですが、同じ詩情が緩徐楽章にもあります。このプログラムの前半はいわば喜びへの情熱、そして後半は絶望への情熱となっています。