- 指揮
- 山田和樹
- チェロ
- ピーター・ウィスペルウェイ
- プログラム
- ベートーヴェン:「エグモント」序曲
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調
- 2016年6月25日(土) 【開場】16:15 【開演】17:00
- 愛知県芸術劇場コンサートホール
アクセス方法はこちら - S\16,000 A\13,000 B\11,000 C\9,000 D\7,000
(Pコード:276-911 / Lコード:42524)
指揮者、山田和樹さんにお聞きしました!
Q:バーミンガム市交響楽団は、これまでに何回も指揮されていますが、第一印象をお聞かせください。
A:オーケストラ全体のアンサンブルが、とてもしっかりとしているというのが第一印象です。ホールの音響が素晴らしく、そのことが彼らの音楽作りにもたらしているものもあるかと思いました。
音楽監督アンドリス・ネルソンスのもと、”自由闊達に音楽をしている”ことにも、好感を持ち、共感しました。
イギリス音楽だけでなく、フランス音楽でもドイツ音楽でも北欧の音楽でも、キャラクターの違いを生かして音色を生み出すことができる。柔軟で包容力を備えたオーケストラです。
Q:今回のバーミンガム市交響楽団との日本公演、楽しみにしていること、マエストロご自身が期待していることを教えてください。
A:とにかく“楽しく音楽をしている”というオーケストラの活き活きとして雰囲気、音楽が喜びにつながっている空気感などが、お客さまにも伝われば良いなと思います。
イギリスというと紳士淑女のかしこまったイメージが強いかも知れませんが、日ごろは冗談が飛び交うユーモア精神に溢れた人々なので、そういった面白さが音楽にも出たら良いですよね!
僕とバーミンガム市交響楽団とでしか出来ない音楽を、作り出してお届けしたい、と思っています。
Q:今回演奏していただくシベリウス:交響曲第2番の聴きどころを教えていただけますか?
A:シベリウスはフィンランドの作曲家ですが、この第2交響曲はイタリアでの旅行が大きく影響していて、彼の作品の中でも独特の明るさを持った特別な曲になっています。森と湖の国であるフィンランドと、陽気なイタリアがシンクロしている素晴らしい作品です。
Q:今回のソリスト、ピーター・ウィスペルウェイさんについて、ひとことコメントをいただけますか?
A:ウィスペルウェイさんとは初共演になります。現地バーミンガムで共演してから日本公演に行きますので、僕自身とても楽しみにしていますし、皆さんにもご期待いただければと思います!
チェロ:ピーター・ウィスペルウェイ