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社長あいさつ

<変化に対応するグループ戦略>

当社は昨年、創立65周年を迎え、今年9月にはCBCラジオが開局65周年、12月にはCBCテレビが開局60周年を迎えます。
 当期は増収増益を果たすことができましたが、当社グループの中核である放送事業を取り巻く環境は、構造的な変革期を迎えています。私ども企業グループが持続的に成長、発展していくためには、グループ各社が連携して、放送の価値を相対的に高めるための事業強化を図る一方、新たなビジネスの芽も育てていく必要があります。
 グループ各社を蜘蛛の巣状につなげ、相互にリソースを活用する「Webフォーメーション」体制も、攻めの形が整いつつあり、当期は、グループ各社が協業して、大学の周年事業や三河の山里地域誘客促進事業における広報事業活動を展開し、具体的な成果として収益の拡大を図ることができました。

<経営方針の3本柱>

当社グループの経営方針は、持続的成長に向け、「確かな情報」、「高精細な映像」、次世代技術の「ICT」の3つを重点的に推進することです。メディアの多様化、高度化に対応するためには、この3本柱を強化することが必要であり、そのための組織として当期、『次世代メディア委員会』を設置しました。この委員会は、4K・8Kの超高精細映像技術や新たなコンテンツサービスの可能性について追求していくための組織です。その一環として、当社グループのCBCテレビが中心となって、伊勢神宮の1年を4Kカメラで撮影、取材するプロジェクトをスタートさせました。今後は、放送コンテンツとして番組化し、世界に向けて発信するとともに、放送に限定しない素材の活用策およびマネタイズ化を探っていきたいと考えています。

<コンテンツの価値向上>

CBCテレビの情報生ワイド番組『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』は、元々ローカル向けに企画した番組でしたが、エリアを越えて昨年3月からは関東地区で、今年4月からは仙台地区でも放送を開始しました。また、民放各局が共同で開始した「TVer」というインターネットによる見逃し配信サービスに、現在、日曜夜に全国放送している『旅ずきんちゃん』を提供しています。
 放送コンテンツを展開する伝送路は、今や多岐に拡がっています。私どもはインターネット利活用をはじめ、次世代に向けた「ICT」戦略を推し進め、地域へ、全国へ、そして世界へと、必要とされる情報や番組を提供し、コンテンツの価値を最大化していくことが重要だと考えています。

<ラジオリスナー層の拡大>

一方、CBCラジオは、12月の聴取率調査で、3回連続となる総合1位を獲得しました。ラジオの基本姿勢は、地域との接点を強め、より身近なパーソナルメディアとしての存在を維持し続けることです。インターネットラジオサービス「radiko」や、若年層向け番組の深夜帯での編成にイベントも絡めた展開で、リスナー層の拡大を図っています。また、10月には、ワイドFM(FM補完放送)も開局してAM放送難聴エリアの問題も解消され、いざという時に役立つ安全、安心メディアとしての機能も強化されました。

<成長を支えるための基盤強化>

今年4月に発生した熊本地震では、放送メディアが果たす役割の大きさを再認識しました。当地域においても大震災が発生する可能性が以前から指摘されています。このため、当社グループでは、日ごろからテレビやラジオの番組を通じて、防災、減災をテーマにした啓発活動を行っています。また、10月に増築工事が完了した放送センターではBCP機能を増強し、有事の際には万全な放送体制で臨めるような制作・送出環境の整備を図りました。来年夏竣工予定のCBC西別館には、グループ会社を集めることで、各社間のさらなる連携強化を図ります。また、CBC会館の再開発をはじめ、保有する資産を中心とした不動産事業収益の最大化や新たな収益物件の開発など、事業のポートフォリオ戦略を推し進め、経営基盤の強化にも努めていきます。

代表取締役社長
杉浦 正樹

また人材面では、グループ内での人的交流による活性化や女性や高齢者が活躍できる体制、制度の構築を進めることにより、グループ全体の競争力強化を図っていく考えです。

<次世代に向けて>

「情報」「映像」「ICT」を柱に、新しい収益構造の創出による成長戦略の推進、グループ内外の資源活用と連携強化による収益機会の拡大という目標を実現し、今後いかなる環境変化が起きても、それに対応できる磐石なグループ体制を構築していきたいと考えています。
 当社グループは、これからも「地域で最も信頼されるメディア企業グループとして、地域社会の経済や文化の発展に寄与する」ことにまい進し、あらゆるステークホルダーの皆さまに最大の満足を提供できるよう弛まぬ努力を続けていきます。

(※第90期報告書掲載のご挨拶を掲載しています。)

ぴたっ。CBC〜ずっといっしょに。