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第221回(8/28) ゲーム

ゲンキリサーチャー:ザ・たっち

今、多くの高齢者が趣味として楽しみ、さらに様々な健康につながると注目されているのがゲームです。
ゲームは目や頭に良くないというイメージもありますが、ゲームを楽しむということは認知症を回避することにつながり、うつや引きこもり、無関心などの改善も期待されています。
今回は「ゲームで健康になろう!」をテーマに、ゲームの健康効果から最新のスポーツゲームまでお伝えします。

ゲームと脳活性

今回番組に登場していただいた芸能界屈指のゲーマー、フリーアナウンサーの鈴木史朗さん。毎日2時間は欠かさずテレビゲームをプレイするということですが、ご自身でもゲームが脳活性に役立つと実感されているそうです。
実際にゲームと身体についての研究によると、達成力、遂行力、思考力、集中力、動体視力、瞬発力の6つの項目において、ゲームをする人の方が能力が高かったという結果が出ています。
高齢になると注意力が弱くなり、街で人とぶつかりやすくなったりしますが、動体視力や集中力、瞬発力があればとっさに避けられたり、思考力や達成力、遂行力があれば角から人が出てくるかもしれないと予測して、事前に対応することもできます。
テレビゲームが家にない方は、手と脳を同時に使う日曜大工や料理がおススメです。

さらにテレビゲームだけではなく、クレーンゲームにも健康効果が期待できます。クレーンゲームでは前頭葉で計画を立て、頭頂葉で空間認識を行い、その連動でボタンの押し加減を調節しています。
最近地図を覚えられなくなった、部屋の片づけができなくなってきたという人は、この2つの連動ができていない可能性があります。
クレーンゲームと同様の効果を得るには、ゴミ投げがおススメです。丸めたティッシュや紙などを、入るか入らないかのぎりぎりの距離に離したゴミ箱に投げましょう。目標物との距離を測ることが、脳にクレーンゲームと同じ刺激を与えます。

また愛知県のあるゲームセンターは、平日の昼間多い時で40人ものシルバーゲーマーでにぎわいます。そしてゲームだけでなく、ここで出会った皆さんでお花見や忘年会、カラオケなども行っているそうです。
このようにゲームセンターが高齢者の憩いの場、交流の場になっているということも、認知症やうつの予防、社会性の維持などの健康効果をもたらすと考えられます。

ゲームのやり過ぎは健康を害しますが、適度に楽しむことは様々な能力向上に期待できます。

ユルスポ

ユルスポとはゆるいスポーツの略で、「スポーツ弱者をなくそう」、「スポーツを薬に」をテーマに、運動が好きな人はもちろん、運動音痴の人やお年寄りでも楽しめるように考案されたものです。ユルスポには首や僧帽筋のストレッチになる「打ち投げ花火」や、取ったカルタのお題を実践しなければならない「スポーツカルタ」など様々なものがあります。
ユルスポは定期的に体験会などがありますので、インターネットなどでチェックしてみて下さい。

・下半身強化に役立つユルスポ「100cm走」
100cm走は一番ゆっくり進んだ人が勝ちで、いくつかのルールがあります。
(1)足を入れ替えるときは、軸足のつま先とかかとがくっつくように着地する。
(2)止まる、手をつく、転倒する、上げた足が軸足より後ろに出る、と反則で、1ブロック進む。

片足で立つこととゆっくり動くという2つの動作で、下半身やインナーマッスルが鍛えられ、体幹バランスも養う効果が期待できます。
1mの距離があればできるゲームですので、ぜひ挑戦してみましょう。