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第204回(5/1) 歩く

ゲンキリサーチャー:X-GUN
ゲスト:丸山茂樹

数ある運動の中でも多くの人が実践するウォーキング。
しかし身体に良いからとただやみくもに歩くのでは意味がありません。
実は近年、歩いた歩数によってどれだけの健康効果が得られるかの基準が、「奇跡の研究」という研究結果で明らかになりました。
実践すれば肥満や糖尿病だけではなく、脳疾患や心疾患、さらには認知症やがんまで予防につながると言われています。
今朝は、今必要な歩数を大公開します。

奇跡の研究

歩くことと病気の関係性を突き止めたのは青柳先生。
先生は群馬県中之条町で、65歳以上の全住民5000人に活動量計を配布し、24時間のライフスタイルデータを毎日、15年にわたって収集、分析。どれだけ歩けばどんな病気が予防できるかを調査しました。
その結果判明したのが、ウォーキングが持つ驚異の健康パワーです。

まず歩数の前に大切なのが、歩きの強度です。強度が低いと代謝が上がらないため、心臓や血管の機能も高まりません。一方強度が高すぎると酸化ストレスによって免疫機能が落ち、疲労がたまったり病気がちになったりしてしまいます。
そこで研究の結果好ましいと分かったのが中強度の歩き。これは例えるなら「何とか会話できるくらいの早歩き」です。

歩いた歩数と病気予防の関係

ズバリ、歩数は1日8000歩、そのうち中強度に相当する時間が20分あること、これが理想の歩数と活動量です。
これを続ければ糖尿病や高血圧、認知症、大腸がんや肺がんなど一部のがんまで予防できるのです。



いきなり8000歩がきつい人は徐々に歩数を増やし、
中強度の活動20分を目標にしましょう。

「無理せず歩数を稼ぐマル秘テクニック」
・無理のない程度で時々早歩きをすることで、中強度を増やせる。
・階段の昇り降りは中強度の動きなので、歩数も増やせて一石二鳥。
・食後1時間以内は血糖値があがるため、それを防ぐためにも歩く。
・足踏みでもOK。足を高くあげれば中強度の動きにもなる。
・ある程度重い物を持つと身体に負荷がかかり、中強度の動きになる。
・自転車ではなく歩いて移動。

日常の中でも少しの工夫で大きな健康効果が得られます。
寿命を延ばすウォーキング法、ぜひお試しを。

ポールウォーキング

歩くのが良いとはわかっていても、ヒザの痛みなど悩みを持つ方も多いかもしれません。そんな方におススメなのがポールウォーキング。
これはポールを使って歩くエクササイズです。ポイントは半歩歩幅を広くし、ポールをかかとの横に置くイメージで歩くこと。2本のポールが支えとなり、足腰やヒザへの負担が軽減できます。
さらにポールを持つことで上半身も積極的に動かすため全身運動になり、運動強度も2〜3割アップします。
ポールは百貨店やスポーツ用品店で購入可能です。