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第203回(4/24) 座る

ゲンキリサーチャー:X-GUN

ゴールデンウィーク目前、遠出の旅行で新幹線や車などで移動するも多くなりますが、長時間、座りっぱなしで腰を痛めたりしては楽しい旅行も台無しです。
そこで今朝は、「座る」と「健康」の関係を徹底解明。
やりがちな座り方が身体に与える悪影響や、長時間移動で身体に良い座り方、効果的なリフレッシュ法などを大公開。また身体への負担を軽くする健康チェアの秘密にもせまります。

座りかたチェック

まずは皆さんがやりがちな座り方について、チェックしましょう。
楽な姿勢と身体に負担の少ない姿勢は違います。

(1)背もたれを倒す
背もたれを倒すとシートと腰の間に隙間ができます。
すると重たい腰の部分が下から支えられずに宙に浮いた状態になり、番組で行った実験では、隙間の無い姿勢と比べると腰への負担が4倍以上になりました。
この姿勢を続けるとぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどつらい症状に陥ることもあります。

(2)背もたれを倒して片方に寄りかかる
この座り方では肩と首も傾いているため、腰だけでなく片側の肩への負担も大きくなります。その結果身体に左右差ができ、腰痛だけでなく肩こりや首こりの症状に繋がりやすくなります。

(3)背もたれを倒して脚を組む
脚を組むのは座り方の中でも最もよくない身体の使い方で、番組が行った実験では、片側の腰への負担が2倍以上になりました。
さらに脚を組むことが楽に感じる人は、身体が歪んでいて左右の足の長さが違う場合もあります。足の長さは腰骨の出っ張っている部分を指で押さえるとわかります。一般的に上に組む足の方が短くなる傾向にあります。
誰もがやりがちな脚を組むという動作は、身体の歪みやスタイルの乱れにつながっているのです。

正しい座り方をアドバイス

正しい座り方をすると、背骨はゆるやかなS字カーブを描きます。
そして大切なのは骨盤が垂直に立った状態になることです。
座るときにはお尻を座面の奥までつけてから身体を起こすことで、骨盤が支えられ良い姿勢をキープできます。つらくなったら少しリクライニングを倒してもかまいませんが、骨盤が立っている時間を少しずつ延ばし、正しい姿勢を身につけましょう。

おススメリフレッシュ法「背中のストレッチ」
(1)お尻の後ろで手のひらを上向きに組み、肩をひきます。
(2)頭を後ろに倒し、3秒キープしましょう。
また気付かないうちに発生する身体の歪み対策には、座ったままお尻を10秒程度左右に動かすのがおススメです。

様々な健康チェア

そもそも座ること自体、血流が滞ったり基礎代謝が低下しやすくなったりし、その傾向は姿勢が悪いほど強まります。そこで座ることで生まれるリスクをできるだけ少なくしようと色々な椅子が作られています。

・スレッドチェア
高い面におしり、低い面に膝を当ててすわることで正座のような姿勢をキープできます。背筋が伸ばされ自然に骨盤が立った状態になります。

・iPole7
肘置きがあることにより、身体が前に倒れるのを防ぎます。丸みを帯びた座面が骨盤をサポートし骨盤が立った姿勢をキープします。デスクワークや読書におススメです。

・アーユル チェアー
脚を開くことと、やや低めの腰あてにより、骨盤を立てやすくサポートします。また座面の前の部分が上がっていることでおしり全体ではなく坐骨で座るため骨盤が立っている姿勢がとれます。
姿勢や血流が良くなり腰痛の予防、改善につながるため、ビジネスマンや年配の方にも愛用者が多くなっています。
骨盤を立てて座るという座り方を筋トレだと思って、何度でもチャレンジして身につけていきましょう。