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第164回(7/12) 偉人に学ぶ健康法 〜後編〜

ゲンキリサーチャー:深沢邦之・レッド吉田

今週も、先週に引き続き偉人に学ぶ健康法です。
今朝は豊臣秀吉のパワーの秘訣、そして伝説の忍者服部半蔵に学ぶ関節痛予防や目の老化防止、さらには脱メタボ食です。
先人たちの知恵を借り、今年の夏を乗り切りましょう。

豊臣秀吉の健康法で疲労回復と免疫力アップ

豊臣秀吉の健康法はなんと、ハチミツ。
当時貴重な食材だったハチミツを、肉やニンニクなどの食材を煮込んだ太閤スープに入れていたと言われています。

・ハチミツの健康効果
(1)疲労回復・体調改善
花の蜜に含まれる糖分は、蜂の唾液の酵素によって身体に吸収されやすい形に分解されます。そのためハチミツはすぐにエネルギーになり、疲労回復に効果的です。またハチミツを作るときに混ざる花粉にも、様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれており、体調を改善してくれる効果があります。

(2)抗菌効果
ハチミツには抗菌・殺菌作用があります。これも蜂の唾液に含まれる酵素によって生まれるものです。実際に国立病院機構仙台医療センターでは、手術後に細菌に感染したり化膿してしまったりした傷口にハチミツを塗る「ハニー処置」という治療を行っています。さらにこの抗菌効果は、身体の内側にも作用して菌を減らしてくれます。ハチミツを食べれば細菌の増殖が抑えられ、ノドや食道、胃の炎症を予防してくれるといいます。

(3)免疫力アップ
最近の研究で、ハチミツには免疫力を高めてくれる効果があることもわかってきました。免疫力があがれば病気に強くなり、夏バテや夏風邪の予防も期待できます。

このように様々な健康効果があるハチミツですが、1日の摂取量はスプーン3杯程度がベストです。
今朝はハチミツを使った冷製ハチミツみそ汁のレシピを、フードセラピストのまるもゆきこさんに教えていただきました。

「冷製ハチミツみそ汁」(2〜4人分)
ハチミツ 大さじ1   味噌 50g   白ごまペースト 10g
だし汁 400CC   トマト 中1個   玉ねぎ 中1個
(1)ハチミツ、味噌、白ごまペーストを混ぜて調味料を作ります。
(2)櫛切りにしたトマトと、千切りの玉ねぎを煮立っただし汁に入れます。
(3)材料が柔らかくなったら調味料を入れ、冷蔵庫で冷やします。

この冷製ハチミツみそ汁は、疲労回復や免疫力アップ以外にも、ハチミツの果糖やトマトの成分がアルコールの代謝を促進するため二日酔いの時にもおススメです。
※蜂蜜は、1歳未満の乳児には食べさせないで下さい

服部半蔵の健康法で関節に負担をかけない歩き方と目の老化防止、脱メタボ食を学ぶ

服部半蔵は伊賀忍者のリーダーで、敵と闘いながら家康を守り3日間で200キロ以上の山野を越えたという逸話も残る武将界のつわもの。
そんな忍者に学ぶ健康法は「ナンバ歩き」「視野改善」「脱メタボ食」です。

・ナンバ歩きのポイント
ナンバ歩きのポイントは上半身と下半身を縦に連動させること。足に合わせて腕を上下すると、上半身の力も使って身体全体で足を引き上げるため、ヒザへの負担が軽減できます。また普通の歩き方は足を伸ばした状態でかかとから着地するためヒザに負担がかかりやすいですが、ナンバ歩きはヒザが曲がったまま足裏全体で着地するためヒザへの負担は少なくなります。

「視野改善トレーニング」
視野は、加齢により狭くなっていきます。視野が狭くなると周りの状況を察知するのが遅くなり、事故などのリスクが高まります。
次のような方法で、視野など物を見る力をトレーニングしましょう

椅子の上から20枚の紙を落とし、床に落ちる前にキャッチしましょう。20代では平均3枚キャッチできます。
一人で行う場合は、3枚のティッシュを投げて、地面に落ちる前にキャッチするようにしましょう。

「忍者の闇飯」
忍者は身軽であることが必須であったため、食事での体重コントロールは重要な任務の一つでした。そこでおススメしたいのが忍者の闇飯です。
闇飯とは黒い食材を使った料理のこと。黒いものが良い1番の理由はアントシアニンという成分のためで、黒米や黒ゴマ、黒豆に多く含まれます。エネルギー代謝を促進してくれるため、メタボ予防に効果的です。
他にもヒジキや昆布など、黒い食材は低カロリーで栄養価が高いためおススメの食材です。
イカスミに含まれるムコ多糖類には血糖値を調整し、新陳代謝を上げる効果があるため、やはりメタボ対策に効果が期待できます。
1つでも良いので黒い物を食卓に並べるよう心掛けましょう。