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第159回(6/7) ストレス

ゲンキリサーチャー:ザ・たっち

ストレス社会とも言われる現代。
仕事や人間関係のストレスで精神に問題を抱える人が増えています。
厚生労働省は、今年12月から社員のストレス度合を確認する「ストレスチェック」を義務化することも決定しました。
そこで今回はストレスの正体を徹底検証。
ストレスを感じやすい人とそうでない人の違いはどこにあるのか?
またストレスを和らげるホルモンを分泌させる方法などをお教えします。

ストレスとは?

ストレスは本来生きるために必要なもので、戦うときや逃げるとき、心臓から血流を循環して準備をするその反応のことです。
しかしストレスが過度に強かったり慢性的に続いたりすると身体が疲弊し、それが病気につながることもあるので、
ストレスをうまくコントロールすることが大切です。

ストレスを感じやすい人の特徴

ストレスを感じやすい人の特徴は、不安とこだわりが強いことです。
不安が多いと、例えば仕事を他人に任せることができず一人で多く抱えてしまってストレスになったり、
旅行の時なども万が一を考えて大量の荷物になったりしてしまいます。
さらにこだわりが強いと、完璧主義で他の人にも自分と同じレベルを求めてストレスになったり、
高すぎる理想を掲げて目標を達成できず、ストレスになったりということがあります。
逆にストレスを感じやすい人は計画的で準備がしっかりでき、完璧主義で仕事のレベルも高いと言えますが、
やはりストレスを溜めこまないよう、しっかりとコントロールすることが大切です。

また日本人の8割が持っているという不安遺伝子。
これは脳幹から分泌されるホルモン「セロトニン」を不足させる遺伝子です。
セロトニンはストレスを和らげ心を安定させる働きがありますが、それが不足するためいつも最悪を考えてしまいがちです。

日本人の多くが持つ不安遺伝子、その割合は最も少ない南アフリカの人の2倍以上にもなる、という調査データもあります。

ストレスをコントロールする方法

ストレスで筋肉が固まるので、仕事の合間のストレッチなどで血流をよくしましょう。
身体がリラックスすると心もスッキリします。
さらにストレス解消に役立つのが、ストレスを受け流してくれるホルモン「セロトニン」を活性させること。
そこでドクターがおススメするセロトニン活性術をお教えします。

(1)リズム運動
よくやりがちな貧乏ゆすりやペン回し。
じつはこれも無意識にセロトニンを分泌させようとしている行動です。
一定のリズムを繰り返す運動を、疲れない程度に1日5分から30分ほど行うと効果的です。
ウォーキングやジョギング、自転車こぎ、水泳、運動以外ではガムを噛むこともリズム運動として効果があります。

(2)セロトニンの材料となる栄養を摂る
セロトニンの材料となる栄養素は、トリプトファン、炭水化物、ビタミンB6の3つですが、この3つの栄養素を兼ね備えた食材がバナナです。
バナナを、1日1本を目安に、よく噛んで摂ると効果的です。

(3)スキンシップ
人とのふれあいによってもセロトニンは分泌されます。仕事の後の一杯やお茶を飲む時間、また肩もみやマッサージも効果的です。
触れ合う相手はペットでも良いでしょう。

セロトニンを上手に分泌して、心も健康な毎日を過ごしましょう。