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第153回(4/26) 首こり

ゲンキリサーチャー:ヴェートーベン
ドクター:班目健夫

近年ではスマートフォンやパソコンの利用増加により、新国民病とも言われている「首こり」。
日ごろ感じている様々な不調も、首のこりが原因かもしれません。
今回は首こりに潜む様々な不調について徹底リサーチ。
首こりと内臓の意外な関係も明らかに!
さらに首こりをすっきりさせる方法もお教えします。

謎の体調不良の原因

首は頭を支えているため、まっすぐの状態で およそ5sの負荷がかかっています。
首が傾くほどその負荷は増し、スマートフォンなどを見るためにうつむいた姿勢の時に、負荷は27sにもなっています。
番組で行った実験の結果、うつむいた姿勢を続けると、姿勢を良くしている時よりも首の温度が下がることが明らかになりました。これは血行が悪くなっているという事。
この血行不良こそが首こりの原因なのです。
また首は脳と身体を繋いでいて、首には脳から全身に指令を出す重要な神経や脳に栄養を送る太い血管が集中しています。
首がこるとこれらの神経や血管が圧迫され、正常に機能できなくなるため全身の不調が引き起こされます。

そんな首こりを改善するドクターのおススメ法は、首の後ろ側をもむことよりも首の前側を温めること。
首の前側には頸動脈があり、そこを温めることで効率よく身体も温めることができるのです。
また首の前側には副交感神経の一部、迷走神経が通っています。
迷走神経は脳から内臓まで伸びる長い神経で、身体を落ち着かせ内臓の動きを良くする働きを持っています。
つまり首の前側を刺激することで、胃腸などの内臓の不調を改善する効果も期待できるそうです。

簡単首こりチェック

(1)右手を左耳の上に置きます。
(2)左手は右肩の上に置きます
(3)そのままゆっくり首を右に倒しましょう。
耳が手に着かない人は、その逆側の首がこっています。
左右を入れ替えて反対側もチェックしましょう。

ドクター直伝!簡単首こりほぐし法

(1)肩を動かさず、しっかりと右を向きます。
このとき浮き出る、鎖骨の先端から耳の下に伸びる筋が胸鎖乳突筋です。

(2)鎖骨と胸鎖乳突筋がぶつかるところを、後ろ側から親指で押します。
ポイントは深く押し込むこと。円を描くようにマッサージをし、筋に沿って徐々に上に移動しながらほぐします。
左側も同様に行いましょう。
慣れないうちは三面鏡を使うのがおススメです。
*揉み過ぎ注意して無理なく行ってください。

首こり改善法〜生活編〜

・温める。
胸鎖乳突筋の上下二か所にドライヤーを当てましょう。
皮膚から10cm以上離し、温かいと感じる程度にそれぞれ3秒程度が目安です。
おススメはお風呂の前に温めることです。
*温めすぎに注意して無理なく行ってください

・1時間に一度は上を向く。
身体全体を反らして上を向くと、腰までつながる首の筋肉を緩めることができます。
また首の筋肉がこるクセがついているので、繰り返しほぐすことが大切です。1日1回、片側1分ほぐしましょう。
ほぐす前に温めたり、お風呂に入ったりしながらほぐすのも良いでしょう。