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第96回(2/23) 肩こり

ゲンキリサーチャー:ヒデ
ドクター:神戸克明

日本人を悩ませる、国民病ともいえる「肩こり」。
マッサージをするなどの対策で、一時的に症状は良くなっても、また戻ってしまうという人が多いようです。
実は「肩こり」の大きな原因は、肩甲骨にあるケースが多いのです。
今回は、<肩こりタイプ別解消法>をご紹介!
「肩こり」根本的に治して、肩が楽な生活を手に入れましょう。

「肩こり」と肩甲骨

肩甲骨は、首から背中までを覆っている僧帽筋という筋肉と密着しています。
頭が前に出た時などには肩甲骨が傾き、僧帽筋を引っ張ることで微調整し、頭を支えています。この僧帽筋が引っ張られて緊張するときに感じる症状が、「肩こり」です。
生活習慣や疾患によって、肩甲骨が一定の方向に長期間傾き続けていると、
その状態がクセになり、僧帽筋も緊張し続けた状態になってしまうんだとか。
つまり「肩こり」を根本的に解消するには、肩甲骨の傾きを直すことが重要なのです。

肩甲骨の“傾き”でチェック!「肩こり」タイプ別解消法
(1)肩甲骨が外側に傾く「扉タイプ」
両手と両肘をつけてまっすぐ上にあげ、肘がアゴの高さまであがらない人は、このタイプの可能性が高いです。肩こりの人に最も多いと言われているのが、この「扉タイプ」。
家事や読書、デスクワークなどの生活習慣が原因とされており、前かがみになる姿勢の積み重ねで、肩甲骨が傾いてしまうのです。
<改善法>
腕を後ろ側に伸ばし、肩甲骨を寄せるのを意識しながらペンギンのように腕を動かします。
これを10回、1日5セット行いましょう。

(2)肩甲骨が前に傾く「おじぎタイプ」
片足立ちで10秒間立ってみましょう。途中で、ふらつく人はこのタイプの可能性が。
このタイプの原因は、腰にあります。腰のバランスが悪くて重心が安定せず、頭を支え切れなくなり、その分肩甲骨が傾いてしまいます。
<改善法>
仰向けで膝を曲げて、おへそをのぞきこむ姿勢で10秒間キープしましょう。
1日3回行うことで腹筋が鍛えられ、腰が安定しやすくなります。

(3)肩甲骨の下の部分が開く「ハの字タイプ」
両腕を身体につけて、小さく“前へならえ”をした状態から、腕を外側に開けた時に45度以上腕が開かなければ、
このタイプで<五十肩>が隠れている可能性があります。
五十肩で肩関節が痛いため、肩甲骨が動こうとして肩甲骨が広がってしまうのです。
<改善法>
手のひらを上にして、大きく円を描くようにゆっくり腕を広げます。
これを片手ずつ、1日5回行いましょう。

この他にも、前傾姿勢の原因となる“眼精疲労”“高血圧”“内臓疾患”も血行不良を引き起こし「肩こり」の原因になることがあるんだとか。
また睡眠時間が少ないと僧帽筋が酸素不足になり、「肩こり」がひどくなる場合があるので、十分な睡眠時間を心掛けましょう。

「肩こり」最新治療法
東京の「ライズシティクリニック」で行われている、最新治療法が「超短波治療」です。
超短波治療器は波長の短い電波によって、1秒間におよそ2700万回の振動をおこし、
筋肉の深い部分を刺激します。この動きが深い筋肉をほぐし温めるため、血行が良くなり、酸素が供給されて「肩こり」が改善します。
ただ、筋肉がほぐれた効果は1か月ほど続くと言われますが、そのまま放っておくと元の状態に戻ってしまいます。
ほぐれた状態の時にストレッチやトレーニングなどを続けて、「肩こり」を根本的に解消していきましょう。