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第66回(7/21) 熱中症〜後編〜

ゲンキリサーチャー:TKO
ドクター:三宅康史

先週に引き続き「熱中症」スペシャル!
涼しい屋内にいるのに熱中症になる「かくれ脱水」の恐怖や「熱中症」予防法をご紹介します!

かくれ脱水

身体は汗をかかなくても、呼吸や皮膚からの蒸発、さらに尿などによって水分が奪われます。その量は1日およそ2.5ℓ。乾燥しやすい環境にいると、体内の水分量は減少し「かくれ脱水」を引き起こしやすいんだとか。「かくれ脱水」の状態が続くと、重い熱中症になってしまうこともあるので、注意しましょう。クーラーがきいた室内などの涼しい場所は、ノドの渇きを感じにくくなるので、こまめな水分摂取が大切です。

汗のかき方

汗をかいて体温を下げるのは、効果的な「熱中症」対策と言われますが、実は、この“汗のかき方”に落とし穴があるのです。

人は、年齢によって“汗をかく場所”が変わり、年齢と共に足から徐々に汗腺が衰えると言われています。つまり、年をとると額の汗量は増加するものの、全身の汗量は減少するため、体温を下げられず、熱中症になる危険が高くなるんだとか。

さらに、汗の落とし穴は“量”だけではなく“質”にもあります。
汗は蒸発するときに熱を吸収して身体を冷やすため、大粒の汗より細かい汗の方が蒸発しやすく、体温を下げやすくなります。汗を大量にかいた時には、ぬれタオルで湿り気を残す程度にやさしく汗を拭きとると、体温が下がりやすくなります。

そして、汗の“量”と“質”。これらの問題を一気に解決してくれる方法が、お風呂に入ること。
お風呂に入ると汗腺が鍛えられ、汗をしっかりとかくことができます。
シャワーで済ませることの多い季節ですが、水分摂取を忘れずにしっかりと湯船につかりましょう。

「汗腺機能セルフチェック」
下記項目に1つ以上当てはまれば要注意です!
※3つ以上で、汗腺が衰えている可能性があります。
(1)冷房のきいた部屋でよく過ごす。
(2)あまり運動をしない。
(3)お風呂よりシャワーが多い。
(4)一か所に大量の汗をかく。