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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

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第65回(2013.7.14)

熱中症~前編~

熱中症~前編~

ゲンキリサーチャー:TKO
ドクター:三宅康史

今や、夏の常識ともいえる「熱中症」。
みなさん気を付けているはずなのに、なぜ多くの人がなってしまうのでしょうか?
今回は「熱中症」の危険な落とし穴をお伝えします。

「熱中症」の落とし穴

(1)久しぶりの外出
普段あまり外に出ない人は、身体が暑さに慣れていないため、急な外出時に「熱中症」を
起こすケースが非常に多いとのこと。さらに『毎日外に出ているから大丈夫!』という方も、
改めて外にいる時間を計算してみると…そのトータル時間は、それほど長くないことも。
普段より、長い時間外にいるときには、特に注意が必要です。

(2)高齢者は暑さに気付きにくい
実は、加齢とともに皮膚の感覚が鈍くなり、暑さを感じにくくなるんだとか。
加齢によって暑さを感じにくくなると、体温を下げる仕組みがうまく働かず、身体に熱がこもりやすくなります。自分でも気付かないうちに体温が上がっていることもあります。
高齢者には、家族や周囲の人が気を付けてあげることが大切です。

★屋外で「熱中症」になってしまった人への対処方法★
すぐに風の通る日陰など、涼しい場所へ移し、身体を冷やします。
水分を補給させることが大事ですが、自力で飲めない場合や意識が無い場合は
早めに救急車を呼びましょう。

ジワジワ型の熱中症

夏の暑さは思った以上に日々の体力を消耗させます。
また、熱帯夜でぐっすり眠れなかったりと…1日の疲れをリセットしにくい季節です。
そのため、どんどんと疲労たまり、ある時突然「熱中症」の症状が現れることもあるんだとか。
夏バテで身体が衰弱していることに気付かず、発見が遅れ、重症化する場合もあります。
実は「熱中症」で亡くなっている方の多くが、このタイプとのこと。
夏は疲れを次の日に残さないよう、いつも以上に食事や睡眠に気を付けましょう。

家の中での熱中症対策

(1)窓の工夫「北の窓を小さく開ける」
風の入り口は小さい方が風速が速くなり、北からの涼しい風を効率よく入れることができ
ます。家では風を取り入れたい北側の窓は小さく開け、風の通り道となるドアや南側の窓を大きく開ければ風を効率よく通すことができます。

(2)窓の近くは日陰にする
ベランダの床などが日光に照らされると熱くなり、そこから室内に熱が入ってきます。
窓の近くはできるだけ日陰にしておきましょう。
すだれやよしずも、窓に直接かけるのではなく、窓から離してベランダの床に日陰を多く作ることがポイント。

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