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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

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出演
石丸幹二
坂下千里子

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第48回(2013.3.10)

脳活

脳活

ゲンキリサーチャー:深沢邦之
ドクター:福永篤志

誰でも簡単に、楽しく行える脳活。キーワードは「食う」「寝る」「遊ぶ」です。まずは認知症予備群チェックから始めましょう。

認知症予備軍チェック

(1)お酒をよく飲む、あるいはタバコを吸う。
(2)健康診断を受けていない。
(3)運動は嫌いだ。
(4)人とのコミュニケーションが嫌いだ。
(5)あまり趣味がない、生活に張りがない。
(6)筆不精だ。
上の項目に4つ以上当てはまったら、要注意です。

また将来認知症になりやすい原因としては次の4つが挙げられます。
(1)飲酒 ビールに換算して1日平均、中ビン2本以上飲むと脳が委縮する危険性があります。
(2)タバコ タバコは血を濃くするため、血栓ができやすくなります。
(3)朝食抜き 朝食抜きは、脳がエネルギー不足に陥る原因で、脳の機能を弱めることにつながります。
(4)過度のストレスや過労

「遊ぶ」脳活

プラモデルを作って遊びながらする脳活。ポイントは、(1)できるだけ実写に近づける、(2)部品は身の回りの物で工夫、(3)昔のことを思い出して作る、です。
プラモデル作りが脳活につながるのは、まずは集中力を必要とする細かい作業だということ。考えながら作ることは、脳全体の中枢を担う前頭葉を活性化させます。
また完成品を立体的にイメージしたり、作る手順を覚えたりすることで、空間認知に関わる頭頂葉や、記憶に関わる側頭葉が活性化します。
ただし、遊ぶ脳活で大切なのは「楽しむ」ということです。楽しめないとプラモデル作りをしても脳があまり活性化されません。
他にも編み物や裁縫など、趣味やライフスタイルに合わせて楽しみながら脳活しましょう。

「昼寝」脳活

脳は、寝ることで記憶を定着させたり、ひらめきを促進させたりすることが分かっています。
お昼寝制度を取り入れる企業や、高校でも昼寝を導入しているところがあり、成果を上げているということです。
ほんの15分、もちろん熟睡できなくても効果はあるそうです。

「食べる」脳活

脳を活性化させる食材は、(1)ビタミンEやβカロテンが含まれる野菜、(2)地中海料理に使用されるオリーブオイルに含まれるオレイン酸、(3)青魚に多く含まれるオメガ脂肪酸、です。これらの食材を使った脳活レシピをご紹介します。

・アジのオリーブオイル和え柚子胡椒風味

材料(2人分)
アジ(生食用)4切れ
柚子胡椒小さじ1/2
しょうゆ小さじ1
オリーブオイル大さじ1
青ネギ・ミョウガ・ゴマ適量

(1)オリーブオイルでアジの表面を軽く焼き、1センチ角に切ります。
(2)柚子胡椒としょうゆ、オリーブオイルを混ぜ、アジとよく絡ませます。
(3)最後に適量の青ネギ、ミョウガ、ゴマをかけます。
アジの皮と身の間にはオメガ脂肪酸が一番多く含まれています。

・ほうれん草とアーモンドのサラダ

材料
ほうれん草(サラダ用) 
アーモンド 
オリーブオイル大さじ1
ポン酢大さじ1

ほうれん草のβカロテンとアーモンドのビタミンEが、脳の老化を予防してくれます。

「踊る」脳活エクササイズ

(1)鏡に向かって、笑顔やウィンクなど様々な表情を作りましょう。
(2)パソコン画面の四隅を順番に見て、目の運動をしましょう。
(3)太ももに手を乗せ、足を押さえながら上げ下げしましょう。
(ニーレイズ)
(4)寝た状態で、左右の手を交互に上下させながらグーパーを行いましょう。
(5)うつ伏せでカエルをイメージし、片足ずつ膝を引き上げます。
(6)タンポポの綿毛をイメージし、全身で表現しましょう。

(3)(4)(5)は、リズミカルに動くことがポイントです。(6)は、風に揺られるのをイメージするとストレスの低下にもつながります。

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