アーカイブ

第47回(3/3) 眼精疲労

ゲンキリサーチャー:深沢邦之

眼精疲労は目だけではなく、頭痛や吐き気、不眠やうつ症状など、全身の不調を引き起こすことがあります。
眼精疲労の原因の6割がドライアイ、4割が目の中の筋肉疲労と言われています。他にも老眼が原因で眼精疲労になることもあります。

ドライアイ

最近パソコンやスマートフォンの画面を見ることが増えている方も多いかもしれません。パソコンやスマートフォンは画面を凝視してしまうため、極端にまばたきの回数が減ってしまいます。
まばたきが少ないと目が乾くだけでなく、涙腺への刺激が減り涙そのものが出にくくなるため、ドライアイを引き起こしてしまいます。
ドライアイは目が乾くほかに目の充血や、目が重い、ゴロゴロする、見づらいといった症状があります。

目の中の筋肉疲労

眼球の周りにあり、目を動かす時に使う外眼筋。そして眼球の中にあり、水晶体を動かしてピントを合わせる毛様体筋。このような目の筋肉の疲労が疲れ目の原因になります。
老眼は近くのものを見るときに毛様体筋が緊張し、筋肉疲労が起こります。老眼のチェックは、片目ずつ指先のシワを見て、ぼやけたところの目と指の間の距離を測って調べることができます。

「年齢別老眼度チェック」

20歳代 12cm以内
30歳代 17cm以内
40歳〜44歳 22cm以内
45歳〜49歳 32cm以内
50歳〜54歳 54cm以内
55歳〜59歳 88cm以内
60歳〜64歳 139cm以内
65歳以上 380cm以内

斜位

左右の目の向いている方向が異なるのが斜視ですが、斜位とは、一見左右の目が同じ位置にあっても、目をリラックスさせると筋肉が緩んで目が動いてしまうこと。まっすぐ見るときは筋肉を緊張させて見ていますので、これも目が疲れる原因の一つになります。多くの人がわずかに斜位で、気付かずに生活していることが多いと言います。

眼精疲労の予防、改善法

眼鏡は目に負担をかけると思っている方が多いようですが、適正な眼鏡は負担を軽減してくれます。40歳を過ぎたら検査をして、必要があれば適正な眼鏡をかけることをお勧めします。
・ドライアイの改善法
(1)目を温めると涙の脂成分が分泌されやすく、目が潤います。
(2)まぶたを軽く押すことでも涙の脂成分が分泌されやすくなります。