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第19回(8/12) 首こり

ゲンキリサーチャー:ヒデ(ペナルティ)

頭痛や不眠、冷えや便秘など全身の不調をもたらす原因になるとも言われる首のコリ。あなたの首こりはどのタイプですか?

タイプ(1)「夕方から夜にかけてひどくなる首こり」

このタイプの首こりの原因として考えられるのは姿勢の悪さです。姿勢が悪いことで首の筋肉が緊張した状態が続き、疲労のたまる夕方以降に首のコリを強く感じることになります。
日常生活の動作で首に大きな負担がかかるのが「首のひねり」です。テレビを観たり頭だけ動かして会話したり、普段何気なく首をひねることはよくありますが、通常の10倍くらいの負担が首にかかっています。
また「前かがみ」の姿勢も首に負担がかかる動作。頭の重さは約5sあり、それがわずか7cm前に出るだけで、首にかかる負担は3倍以上になるといいます。さらにこの姿勢が長く続くことで筋肉組織にも変化が生じ、「猫背」の姿勢が習慣化されてしまいます。この習慣化によって肋骨の間の筋肉が縮み、姿勢を正すより猫背の方が楽に感じ、それがまた首こりを生むという悪循環に陥ってしまうこともあります。

・猫背をなおす「バンザイエクササイズ」
仰向けに寝た状態から腕をゆっくりと後ろに倒します。この状態で大きく深呼吸することで、肋骨の筋肉の柔軟性が回復します。1日1回1分行いましょう。さらに、丸めた毛布などの上に背骨をのせて仰向けに寝ると胸が開き、より高い効果が期待できます。

タイプ(2)「1日中で頭痛も伴う」

このタイプの原因として考えられるのはアゴのずれです。実は8割以上の人がずれているというアゴ。まずはアゴのずれをチェックしてみましょう。

・アゴのずれチェック
鏡とストローを用意します。まずは左右のずれをチェックしましょう。
鏡を正面に持ち、鎖骨から頭全体が映るよう調整します。次にストローで身体の中心と眉間の中心を結ぶラインを作り、頭を動かさないで下アゴのずれを確認します。
続いて前後のずれをチェックします。前後は自分では確認できないので他の人にチェックしてもらいましょう。
ポイントとなるのは鼻の付け根と下前歯の根元あたり。鼻の付け根より歯が前に出ていればアゴが前方向にずれています。逆であればアゴは後ろ方向にずれています。
対策には、ずれの方向とは逆方向に下アゴを1mm程度ずらしましょう。食後や寝起き後に5分間行うと効果的です。

タイプ(3)「朝起きたときが一番ひどい」

目が覚めたら首がこっている、そんな方は枕が自分に合っていないのかもしれません。
枕選びのポイントとなるのは高さです。理想の高さは、第七頚椎と首のS字カーブの一番深いところを測った数値です。
家庭で測る場合は、首の付け根のゴリゴリとした部分に、床に対して垂直になるように手を立て、その手と首の間にできた隙間を測りましょう。基準となる高さは手の内側です。わずか数センチの差が、寝心地はもちろん首にかかる負担を大きく変えます。
さらに、枕は長年使い続けると高さが保てなくなります。寿命は中の素材によって異なり、綿なら1〜2年、そばがらなら約2年、羽毛や低反発なら2〜3年、パイプは4〜5年が目安です。
また寝返りがうちづらい場合には、フェイスタオルを4つ折りにして枕の下の両サイドに起き、高さ調節をしましょう。