CBC・東山動植物園・名古屋港水族館は、連携企画として2011年度から13年度まで(東山植物園の参加は12年度から)『生きもの地球学校~東山動植物園・名古屋港水族館で学ぼう』を開催しました。
これは、2010年、名古屋で開催された「生きもの地球会議・COP10」を契機に社会に高まった生物多様性への関心をつないでいこうというものです。各講座では、毎回テーマを決め、飼育や栽培担当者による興味深いお話や、施設のバックヤード見学、それにNPO法人「地球映像ネットワーク」が所蔵する生きものの生態を克明に撮影したドキュメンタリー作品の上映を行いました。
7月29日(日)第4回CBC生きもの地球学校
「ペンギンが上手に泳ぐワケ」 at 名古屋港水族館
「CBC生きもの地球学校」の第4回講座が7月29日(日)、名古屋港水族館で開かれ、抽選で選ばれた40人の親子が参加しました。この日のテーマは「ペンギンが上手に泳ぐわけ」。飼育担当の材津陽介さんが、クイズを交えてペンギンに関するとっておきの話をわかりやすく紹介し、参加者はメモを取るなどして、興味深そうに聞き入っていました。実際にペンギンの卵に触れた子どもたちは「こんなに大きいとは思わなかった!」などとびっくりした様子でした。講座の最後に参加者は水族館のバックヤードに案内されました。天井が低くて狭い迷路のような通路を通り抜けると、そこはペンギンの水槽の真上でした。普段とは違った角度からペンギンの姿を見ることができ、子どもたちは大喜び。夏休みの良い思い出になったようです。