産地直行お天気名所へ連れてって!企画VTR
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OA 2007年1月20日(土)  岐阜・六厩



今回のお天気名所は、アメダスで-25.4度を記録した町・高山市荘川町の「六厩(むまや)」を取材しました。


どれくらい寒いかというと・・・。
-11℃の気温で濡れたタオルを回すと、ご覧のとおりタオルは1分もしないうちに凍ってしまいました。


連日氷点下を下回る六厩の冬は、いろいろなものが凍ってしまいます。取材当日の最低気温は-13.5℃。この気温で凍ったのがコレ!なんと!倉庫の冷蔵庫に入れてあった卵です。一見ゆで卵のようですが、黄身が透けているから凍ってるの分かりますよね。
この地域では、倉庫の野菜は毛布などを掛けて凍らないようにしているそうです。


六厩には、その寒さに注目して本社を移転した会社があるんです。それは発酵を利用して健康食品を製造している会社。六厩は気温が低い期間が長いため、発酵に必要な菌以外の雑菌が繁殖しにくいので製造に適しているんです。


寒い六厩で今も活躍しているのは薪ストーブ。刺すような熱さではなく優しい暖かみがホッとさせてくれます。しかもテーブルの真ん中には、お茶や鍋・鉄板などを置けば、いろいろなものが暖められます。寒さが厳しい地域では、いつも暖かい料理が食べられるのも便利なんです。

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