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今回若杉リポーターが訪れたのは三重県の尾鷲市。 尾鷲市の平均年間降水量は3922ミリもある雨のとても多い地域です。 尾鷲市の中心部を歩いていると、飴玉ならぬ「尾鷲の雨玉」という名のお菓子を発見! 尾鷲の雨のようにとても大きいです。 測候所の方に伺いますと、普通の雨粒は2ミリほどなのですが、尾鷲の雨は強いときには直径約6ミリもあるそうです。 尾鷲では、暖かく湿った南東の風が2000メートル級の大台山系に当たって急上昇し、雨雲が発生します。 しかも吹込みが続くので空気中の水蒸気が多くなり、雨粒も大きくなるんです。 さらに尾鷲を歩いていると変わった作りの家を発見しました。 これは「雁木(がんぎ)」といって、家のカッパみたいなもの。 これがあるおかげで雨が入りこまず、築100年のこの家も腐らないんだそうです。 尾鷲の特産物の干物を作っているお店のご主人によると尾鷲の天気予報は当たりにくく、 梅雨時期には干物を干すべきかどうか頭を痛めるそうです。 やはり天日干しの干物は美味しそう。 町の人ももう慣れっこなのか、少々の雨では傘もさしません。 さすが、雨の街・尾鷲。 雨の街・尾鷲ならではの、有名な傘がこの尾鷲傘。 普通の傘よりも丈夫に作られているこの尾鷲傘、骨の数が12本と一般的な傘より多く、生地も厚めなんです。 雨の街・尾鷲は、街の人も雨と共に生活するために、様々な文化を生み出したお天気名所でした。 |
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