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OA 2007年1月27日(土) 八事五寸人参 名古屋市・天白区

名古屋市の東部、天白区で作られる「八事五寸人参」の畑を訪ねました。「八事五寸人参」とは、その名のとおり15センチほどの長さで、愛知の伝統野菜にも選ばれているニンジンです。  

生産者の阪野明義さんによると、今年は暖冬でニンジンの育ちがいいため豊作。しかし、豊作だと単価が安くなってしまうため、いわゆる「豊作貧乏」になってしまったんだそうです。人参が1割・2割豊作だと、価格は半値にもなってしまうんだそうです。  

右が暖冬のため大きく育ち過ぎてしまったニンジンで、左が普通のサイズのニンジン。味は変わらないそうなんですが、大きすぎてスーパーなどでは売られないんだそうです。  

また、寒いと鍋などの温かい料理の食材としてニンジンの消費は上向くんだそうですが、今年は暖冬で需要が少ないため、阪野さんも「暖冬で寒い」と嘆いていました。  

名古屋市中区の料亭「重きよ」の料理長・高橋さんが、考案した家庭でも味わえる八事五寸人参の料理が、「八事五寸人参のシャキシャキきんぴら」と「ニンジンご飯」。どちらもニンジンの甘みが閉じ込められていて栄養も豊富、美味しくいただきました。  


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