区立十番中学校２年生。14才。ごくごく平凡な生活を送っていたが、ある日、喋る黒猫ぬいぐるみ・ルナと出会い、愛と正義のセーラー服美少女戦士“セーラームーン”としての宿命にめざめる。素直すぎ、天真爛漫すぎて、“バカ”のように見られることが多いが、その包容力のある性格は、孤独な少女たちを取り込み、しだいに固い友情に結んでいく。 うさぎの同級生。14才。IQ300 の天才少女。素直でピュア優しい性格の持ち主だが、天才であるがゆえに、友だちとの間にすぐ溝ができてしまう。友だちに好かれたいがために、「能ある鷹はツメを隠す」式に自分の才能を隠そうと無理をしてきたが、そんな無理は長く続かない。うさぎと出会って、初めて解放され、本来の自分を取り戻す。彼女と同等の会話ができるのは、ルナとアルテミスだけである。水星を守護にもつ戦士として活躍。 うさぎとは別の中学校に通っている。14才。霊感少女。火川神社の巫女をつとめる。幼いころから霊感にめざめ、重宝されると同時に、白眼視されてきた。それだけに、なかなか人を心から信じることができない。人と打ち解けることに馴れていないが、生まれて初めての友人として、うさぎたちとしだいに固い友情に結ばれていく。 うさぎの中学校に現われた転校生。14才。怪力、長身、男まさりの言葉づかい。頼りになる存在。 そんな外見から誤解されやすいが、じつは５人の中でいちばん女の子らしい優しさ・傷つきやすさ・繊細な心の持ち主でもある。木星を守護にもつ戦士として活躍。 『セーラーＶ』として、セーラームーンたちより早く活躍していたセーラー戦士。その正体は不明ながら、警察官たちのアイドルと化している。怪盗・タキシード仮面とは宿敵同士。後に、金星を守護にもつセーラー戦士としてセーラームーンをサポートする。