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<論説コラム>最新型の交通信号機も登場!記念日に考える交通安全の基本とは?

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<論説コラム>最新型の交通信号機も登場!記念日に考える交通安全の基本とは?
【CBCテレビ イッポウ金曜論説室】
※8月17日放送の「イッポウ〜金曜論説室コーナー」に基づく原稿内容です

8月20日は「交通信号設置記念日」です。警察庁のホームページによりますと、1930年(昭和5年)に東京の日比谷交差点に登場した米国製のものが日本で最初の自動交通信号機ということですが、その翌年に東京の銀座を始め34か所の交差点に三色灯の自動信号機が設置され、それがこの日の由来になったと言われます。

交通信号機の歴史を振り返ってみますと、設置当時は、青・黄・赤という三色それぞれの意味がなかなか理解されず、電球部分に文字もが書かれていたそうです。また交差点には複数の警察官が指導のため配置されました。

そんな交通信号機ですが、社会に定着していくと共に、様々な種類の機器がお目見えします。
1934年(昭和9年)には押しボタン式の信号機が設置されました。子供の頃、通学途中などに競ってボタンを押した思い出はありませんか?
目の不自由な方たちのための音響信号機は1955年(昭和30年)に登場しました。メロディやチャイムなどが流され今や全国各地で活躍しています。
車が停まるとそれを感知して信号が切り替わる感応式信号機は、東京五輪の前年1963年(昭和38年)に首都圏に設置されました。交通量が激増し始めた時代を反映しています。
そして1994年(平成6年)にLED(発光ダイオード)式の信号灯が登場します。愛知県と徳島県で初めて運用されましたが、電球式に比べて光のムラが少ないことから、太陽の光を浴びた中でも見やすい「視認性」が特長です。最近ではさらに小型化したLED式信号機を見かけるようになりました。電球部分の直径が従来の30センチより5センチ小さく、25センチとコンパクトになりましたが、いわゆる“ひさし”がなくても見やすい上、電球の寿命も長く消費電力も節約できる、さらに台風など自然災害にも強いとあって、それぞれの更新時期に合わせて全国各地で切り替えが進められています。


■愛知県は2017年まで現在15年連続で全国最多

さて、愛知県は交通死亡事故の数が全国ワーストで、2017年まで現在15年連続で全国最多を続けています。今年に入ってからも8月16日現在で死者の数は全国トップです。愛知県警のまとめによりますと、去年、交差点内の事故件数は周辺を含めると交通死亡事故の6割を超えています。その内、原付以上の運転者による信号無視の他、自転車そして歩行者の信号無視も増加するなど、事故原因の内、交通信号を無視したものが目立っています。今年もこれまで歩行者の信号無視がさらに増加しています。信号機は交通安全を守るための大切な基本ルールです。

信号機について作られた交通安全の評語も沢山あります。3つご紹介しましょう。
「あせってる 今があなたの 赤信号」(交通安全スローガン)
「イロハより 子に信号を まず教え」(交通安全スローガン)
「飛ばすほど 逃げる安全 追いつく危険 心の中は 赤信号」(益田地区安全運転管理者教会)
交通信号機の記念日、身の周りの交通安全についてあらためて確認する機会にしてはいかがでしょうか。


画像:『イッポウ』
【イッポウ「金曜論説室」より  by CBCテレビ論説室長・北辻利寿】(17日22:16)

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