M9球状星雲からやってきた憑依宇宙人。交通事故で命を落としたGUYS職員、日ノ出サユリに憑依。
その体を操り、フェニックスネスト動力部に潜入したところで小型空間転移装置(棒状の物体からスクリーン状の光が伸び、高さ二メートル程度の光のゲートを作る)を起動させ、仲間を呼び寄せ、メインシステムを破壊しようとする。
甲冑状の頭部が特徴的で、複数のサーペント星人の甲冑から抜け出た発光物体が集合体となる時、頭部だけでなく全身を強固な甲冑に包んだ巨大サーペント星人が出現する。
サーペント星人の本当の姿は体組織の九十パーセント以上が純度の高い水分で出来た、ナメクジのような生き物であり、弱点は塩。ナメクジのような生き物ゆえ、塩で溶けてしまうのだ。
その甲冑も大気中の水分を絶え間なく取り込んで、壊されるそばから再生する事で維持されていたが、サーペント星人の支配から自らの体を乗っ取り返し復活したサユリが知り得たこの弱点を攻撃すべく、塩化ナトリウムを主成分とする金属火災用の消化弾をガンウィンガー、ガンローダーから撃ち込むと、鎧の表面は恐ろしい速さで腐食し、最後はメビウスのメビュームブレードでとどめを刺された。
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