9月15日のまちイチは?

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花もみじ

〒444-2424 豊田市足助町宮平19-2

まだ夏の名残りがある中、観光協会の方と一緒に足助の町をぶらりしてきました。足助の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、街をあげて着実に保存が図られているんですよ。
そんな昔ながらの通りを歩きながら向かったのは「花もみじ」。足助のお母さんたちで運営されているお店で、おかあさん達の元気な声が聞こえてきます。ここの名物は「あすけんぼう」
ご飯と玄米、そして玄米を炒ったものを粉にして付けて、しょうがとゴマの香りたっぷりなお味噌をつけて焼いていく五平餅に似たようなもの。歩きながら食べやすいようにグルッと丸く竹の棒に巻きつけているのはおかあさんたちのアイディアだそうです。ゆっくり食べながら歩いて欲しいというお客様への愛情が伝わってきますね。店先で売られている地元で採れたというお野菜もなんと100円ばかり!心にも体にもお財布にもやさしい・・・あたたかいお店です。

TEL:0565-62-0053 営業時間:食事処 11:00~15:00
産直 9:00~16:00
定休日:木曜日

塩の道づれ家

〒444-2424 豊田市足助町西町12-1

ちょっと変わったお店の名前のお蕎麦屋「塩の道づれ家」さん
築130年という古民家を工夫して、営業されています。町並みの景色と自然との調和がよくて、中庭もとってもおしゃれです。
海から山方面へ塩を運ぶのに使われていたために「塩の道」と呼ばれるようになったそうですが、足助では「足助直し」と呼ばれるように、海側から集められた塩の重さを平等にするために塩の詰め直しが行われていたそうですよ。そんなお塩の話を聞きながら、早速お蕎麦をいただきます。まずは何もつけずにそのまま味わって、次に海藻から取れる藻塩をつけて、最後におつゆで味わって欲しい・・・というご主人。こだわりがたっぷり詰まってます。ちなみに塩の道の終点は塩尻。なるほど~が満載でした。

TEL:0565-62-2558 営業時間:10:00~売切れ次第 定休日:火曜日

花仙工房

〒444-2424 豊田市足助町西町12-1

塩の道づれ家の中庭にお店を構える「花仙」工房
店内には、アクセサリーや洋服など、イタリアンテイストのものと和のものがたくさん並んでいます。ビーズとトップを自らデザインして、イタリアの工房でつくっているそうです。
香りやアロマなど入れられるネックレスもあり、とってもオシャレ!お蕎麦を食べたあとはこちらでお買い物が楽しめますよ!

TEL:0565-62-2558 営業時間:10:00~16:00 定休日:木曜日

マンリン小路

〒444-2424 豊田市足助町本町付近

足助のディープスポットで有名な「マンリン小路」
今でいう百貨店にようなお店、萬屋(よろずや)さんがあって、そこに林右衛門さんが住んでいたそうで、そこから頭文字をとって、『萬林』=マンリンとなったそうです。
そして、そんな時代を感じさせる小路を抜けていくと、そこにはちょっとした驚きの光景がありました。なんと“からくり”があるんです。ひとつひとつお父さんの手作りだそうで細かいところまで本当にすごい。これは知る人ぞ知る人気スポットです。

TEL:なし 営業時間:なし 定休日:なし

足助両口屋

〒444-2424 豊田市足助町本町16

足助でも有名な和菓子屋「足助両口屋」さんへ。
先代が給食のパンを作っていたそうで、夏の間学校がお休みだからその代わりにお店でだしていたら人気に火がついたとか。味はこし餡とレーズンの2種類で、生地はフワフワ!美味しくてあっという間にペロリといただいちゃいました。そして、なんと建物は江戸時代から続くそうで、ご主人のご好意で奥まで見せていただきました!天井も高いうえに箱階段も健在!歴史を感じることができました。

TEL:0565-62-0056 営業時間:8:00~19:30 定休日:火曜日

お釜稲荷

〒444-2424 豊田市足助町

さらに道を進んでいくと、大きなお釜を発見!
この「お釜稲荷」は、色々諸説はあるようですが、食べ物に困らないように・・・と祈念していく人が多いようです。わたしたちも、いつも美味しいものに出会えていることに感謝し、「まちイチ」を見たら、食べものに困らない!と言われるように、これからもたくさんの出会いを求めて歩いていきたいなと改めて思ったのでした。
足助は、自然や文化があり、またそれを継承していこうとする街の皆さんの支えがあり、とても素晴らしい街だなぁと深く感じます。これからは紅葉が楽しめる季節。またぜひゆっくりとおじゃましたいですね。

TEL:なし 営業時間:なし 定休日:なし