第285回(12/25)
今年の毒は今年のうちに!お疲れボディ大掃除SP!!
ゲスト | 秋吉久美子、京本政樹、神戸蘭子 | プレゼンター | 深沢邦之、木本武宏(TKO)、くわばたりえ(クワバタオハラ) |
毒便スッキリ大作戦
「毒便」とは、悪玉菌だらけの腸で生まれた便のことで、頭痛や肌荒れ、疲労感など全身に様々な不調を引き起こします。
良い便とは、色は黄色と茶色の間、太さはバナナくらい、一日にテニスボール大の量(150~250g)が出ていること。そうでなければ、例え毎日出ていても、毒便になっている可能性があります。
「毒便チェック」
(1)便やおならがいつもより臭いときがある。
(2)野菜や発酵食品が不足していると思う。
(3)自宅以外で排便を我慢する。
(4)排便後も出きっていないように感じる。
(5)最近肌荒れが気になる。
2つ以上当てはまったら、毒便が溜まっている可能性があります。
「毒便大掃除大作戦」
その1 出る出るジュース
材料 | リンゴ | 1/2個 |
キウイ | 1/2個 | |
キャベツ | 1枚(40g) | |
ヨーグルト | 50g | |
水 | 50ml |
すべての材料をミキサーにかければ出来上がり。朝に飲むのがおすすめです。
その2 オリーブオイル
油の力で便を滑りやすくします。便が出づらいと感じたら、1日大さじ2杯程度のオリーブオイルを食事に取り入れましょう。
その3 腸トレーニング
・またわりツイスト
脚を大きく開いて立ち、腰を落として肘を太ももにのせます。その体勢で上体をひねり、15秒キープします。これを左右1回ずつ行いましょう。肛門の筋肉が刺激され、排便を促します。
・腸ストレッチ
うつ伏せになって膝を曲げ、そのまま上体を起こし、腸を伸ばすイメージで30秒キープします。
2つのトレーニングは寝る一時間前に行うと、翌朝の排便効果につながります。
また出そうで出ないときには、詰まりやすい大腸の入り口と左上の角を指で回しながら押して刺激しましょう。
毒水浄化大作戦
老廃物をのせた血液、つまり毒水をろ過して不要なものを尿として出してくれる腎臓。その腎臓が壊れてしまうと、毒水が体内に溜まったままになってしまいます。それが尿毒症です。尿毒症にならないためには、腎臓をいたわってあげることが大切です。
タンパク質の大量摂取や塩分の大量摂取を続けると、腎臓を疲弊させてしまいます。
「毒水チェック」
(1)顔がむくみやすい。
(2)尿が泡立つ。
(3)食べすぎたわけでもないのに、数日で1~2kg体重が増えた。
1つでも当てはまれば、毒水がたまっているかもしれません。
慢性腎臓病で一番気を付けたいのが、尿が泡立つこと。腎臓の機能低下によりタンパク質がろ過されずに尿へ出るため(たんぱく尿)、尿が泡立ちます。
対策は、まず塩分を制限すること。血圧が上がると腎臓が壊れ、ろ過機能が低下してしまいます。塩分の摂取量は1日7g程度が理想ですが、年末年始、塩分が多く含まれた食品を食べる機会も増えます。ちょっとした工夫で減塩を心掛けてみましょう。
また、寒いと血圧が上昇し腎臓に悪影響を及ぼします。暖かく過ごすことも大切です。
毒脂肪消し去り大作戦
毒脂肪とは、皮下脂肪でも内臓脂肪でもない脂肪。本来脂肪は脂肪細胞というカプセル状の貯蔵庫に入って溜まっていますが、毒脂肪はむき出しで、直接臓器に入り込み溜まっていきます。筋肉だけではなく脳以外の臓器、肝臓やすい臓、心臓にまで溜まることがあるのです。
「毒脂肪チェック」
(1)脂っぽいものや炭水化物を好んで食べる。
(2)運動習慣がない。
(3)アルコールを1日2合以上飲む。
(4)お腹がポッコリしてきた。
(5)最近1か月で体重が2~3kg増加した。
3つ以上当てはまった人は、毒脂肪がたまっている可能性があります。
毒脂肪は、中性脂肪値や肝機能がわかるGPTも指標になります。
毒脂肪対策には、何よりも食事と運動が大切です。
食事は炭水化物や脂ものよりも、野菜を多めに摂りましょう。
運動は1日1万歩がベストです。
ただそこまで時間がないという方には、食事と運動を小分けにして、間食に野菜を摂るのがおすすめです。
野菜を間食として食べると満腹感が得られ、自然と食事量が減少します。
また運動は、毎食後に行いましょう。10分程度の軽いウォーキングでも、食後なら脂肪はエネルギーとして直ちに消費されるため、溜まりにくくなります。