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第209回(6/20)

ぐったり生活にピリオド!現代人を救う!疲労解消の極意

ゲスト 石野真子 プレゼンター 深沢邦之

疲労の正体は「活性酸素」。
人間の体内では、身体を動かせば筋肉に、脳を使えば脳に活性酸素が発生します。その活性酸素が細胞を傷つけ、大量に発生すると老化を早めたり病気の原因になったりします。
そして、疲れると鈍くなる頭の回転や身体の反応。これらも全て活性酸素に細胞が傷つけられ、機能低下を起こしているからなのです。

真の疲労と疲労感

「疲労感」は、実は感情一つで簡単に変わる程、あやふやなもの。例えば同じ仕事をしても、ほめられたり達成感があったりすると疲れが吹き飛んでしまったり、逆に失敗したり叱られたりすると疲れが増してしまったりします。
特に注意すべきなのは、疲れていてもそれを感じない場合。
達成感や意欲は疲労感を隠してしまいます。疲労を放置すると細胞が傷ついた状態が続き、結果全身が疲れてしまい、老化が早まったり生活習慣病のリスクが高まったりします。
自分が本当に疲れているのかどうか判断する方法は「自立神経」。疲労が溜まると自律神経が乱れ、めまいや多汗、寒気などの症状がでます。それらを感じたら、身体が悲鳴を上げている証拠です。

睡眠と疲労

疲労を解消する一番の方法は睡眠。しかし、眠りが深い時に強制的に起こされると疲労を感じる事があります。また日頃疲労感が麻痺している場合、眠る事で正常な感覚が戻り本来の疲労感が表れてくるため、かえって疲れを感じてしまう事もあります。

休憩の取り方

疲労をためにくい休憩の取り方は、まとめてよりも「こまめな休憩」です。人は同じ姿勢でいると、疲労感を伝え細胞の機能を低下させる老廃物が、全身に蓄積してしまいます。
それがこまめに身体を動かす事で血流へ排出され、解消されるのです。

疲労を解消する呼吸法

短い休憩の間に、疲労回復効果をよりアップさせる方法です。
(1)両手を胸の前で組み、鼻で息を吸いながら腕を前にのばし、
背中を丸めます。
(2)手を後ろに組み替え、ゆっくり息を吐きながら、手を腰か
ら少し離し、背筋をのばします。
これを気付いた時に数回行いましょう。

また疲労回復におススメな食材が「鶏のむね肉」です。
抗疲労効果、回復効果が実証されている「イミダペプチド」という成分が含まれています。
食べる量の目安は1日100g。どんな調理法でも「イミダペプチド」を効果的に摂取できます。