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特集アーカイブ 5時台特集

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2018年8月1日

こころの歳時記 8月 ~美しい自然でつづる日本の四季~

取材先 / 神宮宮域林、内宮別宮の月読宮、
摂社の朝熊神社、その他の高原や海
所在地 / 三重県伊勢市、尾鷲市、愛知県愛西市、
長野県木曽町ほか
連絡先 / 神宮司廳(非公開)

伊勢神宮の四季や美しい日本の四季と自然を映像で表現する「映像歳時記」。
夏空を精密飛行機械のように飛ぶヤンマ。日本最大のトンボ、オニヤンマの産卵場所は意外にも湿地の細流。オニヤンマの存在は自然度の高さの目安。
ハスの咲く古い池では絶滅危惧種のナゴヤダルマガエルが見られることも。
8月7日は二十四節気の「立秋」。暦の上ではこの日から秋。
断崖絶壁の夏磯の海中は色とりどりの魚たちが泳ぐ、夏真っ盛りの竜宮城。
神宮宮域林に源を発する五十鈴川の夏は命の宝庫。源流の小さな流れの中にも美しいヨシノボリが生息。本流は日本固有種で絶滅危惧種のアジメドジョウが群れを成し、ニホンイシガメが歩く、古き良き日本の川そのものです。
伊勢神宮に125もある宮社の中で、夏にぜひ訪れたい五十鈴川沿いの別宮は、近鉄五十鈴川駅から徒歩10分の月読宮(つきよみのみや)。同じ神域内に天(あま)照(てらす)大御神(おおみかみ)の御親神であり、記紀で日本国土の生みの親として知られるイザナミの尊、イザナギの尊を祀る、伊佐奈(いざな)岐宮(ぎのみや)、伊佐奈(いざな)弥宮(みのみや)も鎮座します。
参拝順は、月読宮、月読(つきよみ)荒(あら)御魂宮(みたまのみや)、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮です。
五十鈴川が朝(あさ)熊(ま)川と合流する場所の丘に建つのが内宮一の摂社、朝(あさ)熊(くま)神社。
川風が吹き、深い森に囲まれた、涼しく厳かな神社です。
今年の8月23日は二十四節気の「処暑」。暑さもようやく和らぎ始めるころ。
長野県木曽町の開田高原では秋そばの花が満開。近くでは秋の代表的な赤とんぼ「アキアカネ」がまだ黄色い色で避暑をしていました。このアキアカネが真っ赤に色付き、里に下りる頃、里も街も本格的な秋を迎えます。