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特集アーカイブ 5時台特集

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2018年6月8日

黒の招きネコ時計

約1550個の時計を持つコレクターがどうしても製作された理由がわからないという黒の招きネコ時計を調査

●からくり時計博物館
 静岡県伊東市大室高原3-452
 TEL:055-751-0237
 入館料600円
●朝陽山 檀王法林寺
 京都市左京区川端通三条上る法林寺門前町36
 TEL:075-771-0870

岐阜県下呂市在住の時計コレクター下村洋一さん。(66)
自室には46年間かけて集めた約1550個の時計が並ぶ。
時計の名前、年代、製作した国などをほとんど把握するという下村さん。
しかし、ひとつだけ何故作られたのかがわからない時計がある。
黒の招きネコ時計。しかも足元には「主夜神尊(しゅやじんそん)」という刻印が!
1603年に京都三条大橋の東にある檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に現れたとされる暗闇をつかさどる神様だ。
しかも静岡県にあるからくり博物館にも同じ時計が!
なぜ黒の招きネコ時計に由緒あるお寺の神様の名前があるのかを調査すると、お寺に祀られている「主夜神」のお使いだということがわかった。