コラム

300年続く加賀藩火消しの技!高さ6メートルの出初式!

2021.01.08

 新しい年がスタート。「今年は絶対に良い年にするぞ!」と顔を上げている方も多いでしょう。今回は高さ6メートルの梯子の上から新春を祝う火消しの妙技をご紹介します。

 CBCテレビ『ゴゴスマ』の「列島生報告 今日はダレなんサー」。全国の名物アナウンサーがご当地の魅力を紹介するコーナーです。今回は、新たに『ゴゴスマ』の放送エリアに加わった石川県から、MRO北陸放送入社1年目の石橋弘崇アナが出演。趣味が「アイドル(を応援する)コール」という石橋アナ、番組MCの石井亮次アナが呼びかけると、雪の積もる屋外に半そで姿で元気に登場。頭にはハチマキ、両手にはサイリウムを持って、自慢のコールを披露してくれました。

 この日訪れたのは「金沢市第一消防団」の石引分団。石橋アナは「金沢では消防の出初式が控えています!」と、昨年の様子を映像で紹介します。金沢の出初式は高い梯子の上で演技する「梯子登り」が名物で300年余りの歴史があり、出初式でお馴染みの梯子登りは加賀藩お抱えの消防組織「加賀鳶」が元祖という説も。

画面が現場に戻ると、石橋アナはいつの間にか法被に着替え分団の建物の中に。そこで指導員をしている中川貴裕さんとご挨拶します。その横では、石引分団の登り手としては最年少26歳の田島裕也さんが、梯子登りの練習に取り組んでいました。普段は実家の梨農園で働く田島さんですが、今日は得意の演技『横大(よこだい)』を披露してくれるそう。中川さんによると「加賀鳶には27種類の演技があり、『横大』は最も力を使う技」とのこと。

田島さんは両手で梯子を掴み、身体を真横に真っすぐ伸ばし、そのまま足を広げ漢字の「大」が横になったような姿勢で静止しました。今使っている練習梯子は3メートルの高さですが、本番で使う梯子は6メートルもあります。

他の登り手の方が頭にカメラをつけて練習梯子に上ると、天井をはるかに上回る位置からの映像が映り、「実際にはこの倍の高さだ」と驚く石井アナ。「6メートルって大体ビルの2階くらいだから」と感嘆の声です。

 石橋アナが「私もやりたくなってきました!」とアピールすると、中川さんが「用意してあります!」と襖を開けます。隣の部屋には初心者が最初に使う小梯子が設置されていました。

気合を入れてさっそく挑戦する石橋アナですが、支柱にお尻を載せた途端に「痛たたたっ!」と大きな悲鳴。梯子上での演技がいかに大変かが分かります。石橋アナは「出初式、梯子登りの様子は、金沢市の公式ユーチューブでも見ることができます!」と必死にPR。再び田島さんの見事な演技を映しながら中継を終了しました。石井アナは「石橋アナやりきりましたね!」と若手アナを称えていました。

※後日(1月10日)に予定されていた金沢市消防出初式は、大雪のため中止となりました。

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