『地球大紀行SP』とは・・・・
「地球環境」に軸足を置きながら、世界各地を取材し、地球の現在を考察・・・
などと、真面目なことを書こうとしたが・・・ヤメた。
今年で15年目。入社してから24年なので、サラリーマン生活の軽く半分以上を
『地球大紀行SP』に携わってきた私。
番組の「生きる化石」が頭に描く『地球大紀行SP』とは・・・
世界各地を撮影のために旅し・・・地球のあっちやこっちで・・・
トラブルとアクシデントに巻き込まれるものである。
・定員オーバーで、一人だけ座っていた「飛行機」から下ろされて、置いてきぼり
・スタッフが犬に咬まれて、あわや「狂犬病」!?
・標高5000mで落馬
・所持品でスパイ扱い、あわや逮捕
・荷物10個を全部バッケージロスト
語り出したら止まらない・・・「海外撮影トラブル」の数々。
今年も・・・この「トラブル集」に・・・
・到着空港で飛行機墜落事故
・悪天候で目的地に行けない。
・またまた、定員オーバーでおいてきぼり
などのトラブルを追加しながら・・・「地球大紀行SP」の歴史は続いていく。
CBC 制作部
番組プロデューサー
藤井 稔
絶滅種を救え!自然は訴える
エコロジースペシャル'98
生態系エイリアン悲劇の湖は語る
食の探求スペシャル 美味礼讃フランス紀行
〜旬と素材の料理革命〜
アジア動物巡礼 〜酒井美紀・野生王国を撮る!〜
舞の海先生のヒマラヤがちんこ教室
中澤裕子の黄金郷 タイ幸福漂流記
ジミー大西ああ驚いた メキシコひとり旅
太平洋最後の楽園へ
高橋克典ちいさな島の大冒険
伊藤英明インカを歩く 天空から秘境へ!
幻の『王の道』 8000キロの旅
高橋克典ゾウと旅する 幸福感動!
タイ5000キロの旅
赤道大紀行 南米・ポルトガル編
赤道大紀行 アフリカ編
赤道大紀行 最終章
情熱カリブ 躍動紀行
〜玉木宏がカリブの夢と情熱を追う〜
世界海峡イスタンブール
〜玉木宏アジア紀行 最果ての海へ!〜
俳優・堤真一が世界最高峰・エベレスト(8,848m)に憧憬を抱いた理由。
エベレスト単独登頂を主題にした夢枕獏氏の小説『神々の山嶺(いただき)』を読んで
感動したこと。
俳優・堤真一がエベレスト山麓で眺める星空に憧れを抱いた理由。
ヒマラヤに出かけた堤の友人夫婦の言葉。
「ヒマラヤで眺めた夜空の星は、美しすぎて、人生観が変わった。」
堤は旅立つ。憧憬のエベレストへ!
堤は語る。
「エベレストって言ったって、今の時代、映像だけならテレビでも写真でも、いくらでも
見ることが出来る。そんなに珍しいことじゃない。」
続けて・・・
「自分自身で、その場に立った時、何を感じるのかが知りたい。」
エベレストへ・・・
世界最高峰・エベレスト眼前に捉えた時、堤は何を語るのか?
そして、夜・・・
「降るような」という形容詞が安っぽく感じる、輝く満天の星空に・・・
堤は何を想うのか?
生年月日 | 1964年7月7日 |
血液型 | AB型 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
1984年、千葉真一主宰のジャパンアクションクラブに入団。真田広之の付き人を務めた後、演劇『天守物語』への出演をきっかけに本格的に役者を志す。
退団後は演劇・テレビドラマ・映画と幅広く活躍。蜷川幸雄・野田秀樹らや
劇団☆新感線の演劇に主演し、大河ドラマやSABUの映画の常連出演者でもある。
1996年にはテレビドラマ『ピュア』2000年には『やまとなでしこ』に出演。2005年は『ALWAYS 三丁目の夕日』で国内の主な映画賞の助演男優賞部門を多数獲得した。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』、『舞妓Haaaan!!!』において第31回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。
伝統と歴史、文化、雄大な景色の魅力溢れる、地球大紀行が今回旅したネパールのロケ地をご紹介いたします。
9月の終わり、ネパールの首都カトマンズに降り立った撮影隊。折しもネパール最大の祭りインドラジャトラは最高潮を迎え、生き神である「クマリ」が御輿に乗って町を巡り、邪気を払って人々に繁栄と成功を与えている。クマリは国内から選ばれた少女の「生き神」で、いわば神話に登場する女神たちの生まれ変わり。祭りでは人々の中に生きる「神々」を目の当たりにする。さらに街の建築物や人々の暮らしの中にも神様が数多く宿っていることに気付く。
カトマンズ近郊の町々で仏教画や彫刻を作る職人たちとふれ合い、彼らが作り出す創作物の奥深さを知る。
ネパールでヒンズー教と「共存」しているのが仏教。カトマンズの南西に位置するルンビニは、ブッダ生誕の地と言われ、ブッダの生涯に関する4大聖地のひとつである。菩提樹の下で休む人々の姿は懐かしささえ感じられる。
今から100年以上前、チベットへ行くため、ネパールに入国した河口慧海。標高2700mに位置するチベットへの入口、ジョムソンのエコミュージアムで見つけた河口の足跡に「信じるチカラ」を感じる。
1953年、今から60年前にイギリス隊のエドモンド・ヒラリーによって初登頂された世界最高峰「エベレスト」。今なお多くの登山者ハイカーたちが、この世界の屋根を目指しエベレスト街道を歩いていく。撮影隊は山の神と共に暮らしてきたシェルパ族の助けを借りて街道内の標高3800mにある仏教僧院タンボチェ・ゴンパを目指す。道々、シェルパたちが信じる物語(神話)や習慣に触れながら、一歩一歩エベレストに近づいていく。そしてたどり着いたタンボチェの夜、姿を現した満天の星と世界の屋根は何を語るのか?
「障害の多い恋愛ほど盛り上る」なぞと聞きます。いや一般論ですが・・・
同じように・・・
最初からドーンっ!と見えているよりも、「見えないかな?絶対見えないなっ!?」なんて
思っている時に、チラっと見えたほうが、何倍もウレシかったりする。
いやぁ!「チラ見えっ!」ってスゴいなっ!!
今回の「堤真一 ヒマラヤ巡礼 〜山で神さまに逢いたくて〜」ロケを終えて、スタッフ全員の共通した感想。
飛行機事故や悪天候、定員オーバーにドタキャン連発!と、いつもにも増して
アクシデントやトラブルの多かった今回の撮影。
しかし、「絶対見えないな!」と確信する雲、くも、クモだらけの空。
「まるでそこだけ、雲を切り抜いたように」
太陽の光を浴びて、輝く世界最高峰・エベレストが「チラ見えっ!」した時・・・
その「奇跡の光景」を目の当たりにして・・・
番組スタッフは、「チラ見えっ!」の素晴らしさと「番組の成功」を確信しました。
皆さんも1月26日(土)午後2時 『堤真一 ヒマラヤ巡礼 〜山で神さまに逢いたくて〜』で
この「奇跡の光景」の目撃者になってください。
感動すること間違いなしです。