あらすじ

第9週 12月24日(月)〜12月28日(金)

12月24日(月)

 立ち退き期限まであと五日。ニセ家族と仲良くなった斎藤(下條アトム)は、その日から栄家で朝食を食べることに。
 そんな中、栄家に翠(彩月貴央)の父親・山之内豊(堀田和則)が現れ、再婚を取りやめ翠の母親と復縁したので、翠を引取りたいと言う。翠が不在だったため、代わりに対応した陽子(須藤温子)たちは呆れて豊を追い返す。
 その夜、翠は父母が自分の帰宅を求めていると知り、父母ときちんと向き合おうと自宅に戻ることを決意する。翌日、ニセ家族の皆と挨拶を交わし、栄家から去ってゆく翠。
 一方、陽子は栄家の皆に内緒で住之江(河野洋一郎)と添田(近童弐吉)に会い、「やよい」を貸してほしいと頼み込む。借りる条件は、二日後に一千万円を用意することだった。どうする?陽子!?

12月25日(火)

 立ち退き期限まであと三日。陽子は、自分の預金が350万あり、あと650万円の工面に奔走する。陽子は久米(つじしんめい)に借金を頼むが断られ、バイクや貴金属などを売り、生命保険を解約してなんとか150万円をつくった。
 一方、久米と千代美(馬渕晴子)は逃げていた敬太郎(鬼頭卓見)を捕まえ激しく叱責、座敷牢に閉じ込める。
 陽子は金の工面をしていることを斎藤に話し、立ち退き期限を延ばしてもらえないかと頼むと、身内に相談してみたらと言われる。それを聞き、陽子は伯父の桧山英司(鈴木林蔵)の家を訪れるが、話はつかなかった。がっかりして栄家に戻る陽子だったが…。

12月26日(水)

 伯父から金を借りることができず、がっかりして帰宅した陽子。しかし、陽子の努力を知った裕司(阿川竜一)と水無(冨樫真)、御手洗(小倉一郎)、そしてパル子(杉浦花菜)は、彼女になけなしの金を渡す。さらに昌枝(朝加真由美)、千代美からも寄付があり、ついに「やよい」を借りるための一千万円がととのった。
 陽子はすぐに住之江のもとへ行き契約を交わそうとするが、四千万で「やよい」を買うという相手ができたからと断られる。度重なる非道な仕打ちに怒った陽子は、住之江に平手打ちをするのだった。
 一方、千代美と久米、御手洗は「やよい」を取り返すため敬太郎を生贄にすることを画策する。これが一筋の光明となるのか!?

12月27日(木)

 ついに立ち退きの日まであと一日となった。そんな中、敬太郎が「謝りに来た」と栄家に現れ、皆のひんしゅくを買う。しかし意外にも陽子は敬太郎を許し、敬太郎はせめてものお詫びにと家の中を掃除し始める。
 一方、住之江は「やよい」を買うはずの客からその話を突然キャンセルされる。「やよい」には幽霊が出る、という噂を何者かが流しているらしい。
 そして、栄家ではついに最後の晩餐の時を迎えた。斎藤(下條アトム)もそこに加わり談笑するが、千代美は彼に向かって「今は大ピンチだけど、私たちは逆転満塁さよならホームランを狙う」と不敵な笑みを浮かべる…!

12月28日(金)

 いよいよ立ち退きの日。昌枝と翠が一旦栄家に戻り、そこに立ち退きの強制執行をしに、斉藤が引越し業者とやって来た。構わず談笑を続けるニセ家族たちだったが、家財道具が全て運び出された後、ひとりひとりが家の外につまみ出されていく・・・。最後に残った陽子はひとり栄家の外に出るが、既にそこには誰の姿もなく、急激な寂寥感に襲われ、堰を切ったように涙が流れ落ちる。
 行き場を失った陽子の足は自然に「やよい」へと向かっていた。すると「やよい」には真新しい暖簾がかかり、和服姿に割烹着の千代美、水無、翠、そしてパル子がそ知らぬ顔で陽子を迎え入れる。中にはニセ家族の皆が勢ぞろいしていた。実は、千代美が画策し、「やよい」を住之江から五千万で買い戻したのだ。その金はグループの平社員に復帰した敬太郎の定年までの給料とのこと。「やよい」の思わぬ再開に陽子は大感激。熱血ニセ家族は、ホンモノの家族になったのだ。バンザイ!!逆転満塁さよならホームラン!!


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