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番組審議会

第61回ギャラクシー賞で「トゥレット症に関する一連の報道活動」が優秀賞を受賞!CBCテレビは報道活動、テレビ、CMの3部門で受賞!!

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第61回ギャラクシー賞の贈賞式が31日に行われ、CBCテレビが3部門で受賞しました。
CBCテレビは、意思に反して大きな声が出たり、体が動いてしまうトゥレット症患者の日常生活を2年あまり取材。2023年5月に、患者の苦悩を追ったドキュメンタリー番組「僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる」を放送し、第61回ギャラクシー賞テレビ部門の選奨を受賞しました。
また、"静かに"鑑賞することがマナーの「映画館」で、トゥレット症患者に気兼ねなく楽しんでもらえたらと「声出しOK」の劇場上映会を開催し、トゥレット症について広く子どもたちにも知ってもらえたらと、全国の学校で出前授業を行う男性患者の啓発活動をサポートしてきました。
この一連の活動は、「報道活動部門」で優秀賞を受賞しました。

さらに、CM部門では看護師として80年間働いてきた三重県津市の女性を主人公にした「人生100年時代」を考える3分間の映像作品が選奨を受賞しました。

■「僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる」

街で突然大きな声を発する人を見て「変な人?」と思ったことがあるのでは…。しかし、出会ったのはそんな単純なことででは語れない「深い悩み」に直面している人たちだった。

「トゥレット症」という病に苦しむ28歳の配達員の男性。
また、23歳の男性は就活生だが、ハローワークに行くといつも、「トゥレット症」の説明をするところからスタート。行政の理解も進んでおらず、自分の先行きに大きな不安をかかえていた。記者はひょんなことから彼らと知り合い、それまで「変な人」と思っていた自分が恥ずかしくなった。
彼らには時々「もう1人」の自分が出現し、勝手に声を出したり、体を動かしたり…。1000人中3人から8人が、この症状に苦しんでいると推測するデータがある。この病がフランスの医師によって報告されて138年になる。しかし、いまだ確固たる治療法がない。

懸命に生きる彼らの生きざまに気づかされることが…。


ディレクター 柳瀬晴貴
構成・プロデューサー 大園康志

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