番組審議会

6月6日、「第44回放送文化基金賞」が発表され、「ヤメ暴～漂流する暴力団離脱者たち～」が、番組部門「テレビドキュメンタリー」で奨励賞を、また同番組を担当した下野賢志ディレクターが番組部門の企画賞をそれぞれ受賞しました。
CBCテレビの番組・制作者が同賞にて受賞するのは2年ぶりとなります。
「放送文化基金賞」は、優れたテレビ、ラジオ番組および、放送文化、放送技術の分野で成果をあげた個人・グループに贈られる賞で、今年も286件が審査対象となり、29件が受賞しました。
表彰式は7月3日（火）東京にて行われます。

＜選考理由＞
【奨励賞】「ヤメ暴～漂流する暴力団離脱者たち～」
暴対法、暴排条例の施行で、廃業に追い込まれる暴力団。
では、その「ヤメ暴」たちはどこで何をしているのか。
元暴力団組長の建設会社に密着取材し、その実態の一端を垣間見せる。
警察との小競り合いの場面など、被写体との信頼関係が伝わってくる。

【企画賞】下野賢志ディレクター
元暴力団員たちの自立支援の現場を密着取材し、その困難さや表には出にくい実態を描いた。

■「ヤメ暴～漂流する暴力団離脱者たち～」