《あらすじ》
玉井静流(常盤貴子)は岐阜県の山間の町に祖母、母と三人で暮らしている。
病院の受付で働く静流は、ある日待合室に置くための絵本を買いに行き、昔読んでもらっていた絵本のことを思い出す。
母はそんな絵本のことは忘れていたが、祖母が憶えていた。『月に祈るピエロ』。
静流は、あの本がもう一度読みたいと思い、インターネットのオークションサイトで見つける。
送られてきた本からはらりと落ちた小さな古いメモ。
このメモをきっかけに、絵本の送り主・戸伏航(谷原章介)とのメールのやりとりが始まる。
会ったこともない相手とのメールのやり取り・・・。
お互いが子供の頃読んだ物語、『月に祈るピエロ』が、ふたりをつなぐ。