1959年9月26日(土)に東海地方を直撃した伊勢湾台風は、
死者5098人・負傷者約3万9千人。その後、災害対策基本法の制定や全国の堤防を整備する契機となるなど
これ以降、様々な形で風水害の恐ろしさと備えることの大切さを語り継ぐ 取り組みは続いています。しかし、60年が経過し、担い手は減り続け、 体験者の記憶も薄れつつあるのが現状です。
そこで、2019年9月26日(木)の『チャント!』(午後3時49分~)は、午後5時頃から伊勢湾台風に焦点をあててお送りします。
今回私たちは、伊勢湾台風による災害を「昔話」として埋もれさせないために、被災時の状況を記録したCBCの白黒のフィルム映像を、最先端のAI技術によってカラー化します。
さらに、取材で見つかったメディア未露出のカラー写真約50枚も紹介し、体験者には鮮明な記憶を呼び覚ましてもらい、若い世代には「本当にあった現実」として実感してもらいたいと考えています。
近年、地球規模の気候変動に伴って大規模な風水害が頻発し、「スーパー伊勢湾台風」の発生も予想されている中、最新の気象研究も紹介し「備え」の重要性を伝えます。
- 【出演】
- 大石邦彦キャスターほか
- 【ゲスト】
- 名古屋大学 減災連携研究センター 福和伸夫センター長
- 【協力】
- 筑波大学 人工知能科学センター・名古屋市博物館・愛知工科大学・IMAGICA Lab. ・朋成
【制作】
CBCテレビ 報道部