東日本大震災の発生から間もなく5年。いまだ復興の道、半ばの被災地。
この地方でも、南海トラフ地震の発生確率は向こう30年で約70%と予測されています。
行政やメディアの声かけにより、少しずつ地震への備えは進みつつあるように感じますが、忘れられがちなのが「共助」。
地域で助け合う環境があると、ぐっと命を守れる可能性は高まります。
阪神・淡路大震災では、地震によって倒壊した建物から救出され生き延びることができた人の約8割が、家族や近所の住民などによって助け出されたという調査結果もでています。 ※内閣府調べ
その共助のチカラを、何よりも説得力を持って理解してもらうのは、やはり「被災体験者の言葉」。
番組では、名古屋市の施策「ともだちプロジェクト」で
3年前に岩手県陸前高田市を訪れた中学生たちと東北の被災地を訪れます。
そして、阪神・淡路大震災の体験者にも話を聞きにいきます。
どうしたら命を守れるのか? 避難生活はどんな状態なのか? 共助の大切さを学ぶ子どもたち。
さらに、名古屋市内で行われている避難訓練も体験します。
リアルな話を聞いて、実際に体験してみる。
彼女たちの心には、何が芽生えるのでしょうか?