ドラの巻【CBCドラゴンズ情報】

恐竜復権―2018年に向けて始動する中日ドラゴンズをCBCテレビ、CBCラジオではさまざまな番組、企画で特集します!

もう終戦なんて、まっぴらゴメン!中日ドラゴンズ、起死回生のシナリオはもちろんリリーフ陣再編あるのみ!

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もう終戦なんて、まっぴらゴメン!中日ドラゴンズ、起死回生のシナリオはもちろんリリーフ陣再編あるのみ!
【ドラゴンズライター竹内茂喜の『野球のドテ煮』】
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム


■一喜一憂の盆休み

今日から休み明けの仕事始まりという方はかなり多いのではないでしょうか。皆さん、盆休みはいかがお過ごしになりましたでしょうか?私はまさにノンストップベースボール!朝から高校野球を観戦し、夜はドラゴンズで締めるという鼻血がでるような野球三昧。良い思い出だけなら最高の夏と言えるのでしょうが、そこはしっかり頭の中から記憶を消したい思い出までついてくるから始末に負えません。

ドラゴンズでいえば、最高の一日となったのは8月16日のベイスターズ戦。これは私がドラゴンズファンになってかれこれ40数年経ちますが、トップテンに入る素晴らしいゲームとなりました。松坂投手がベイスターズが繰り出す元横浜高出身打者をことごとく退け、結果4連勝となる5勝目を挙げる活躍。そして浅尾投手の復活登板にはナゴヤドーム全体が大盛り上がりとなりました。しかしこの夜の主役はもちろん平田外野手!チーム8人目、プロ野球史上73度目、68人目のサイクルヒットの偉業を達成。このベイスターズ三連戦の初戦から5年ぶりに1番に座ってから、まさに水を得た魚のように打ちまくり、今や無双状態!実は高校時代の恩師、大阪桐蔭高校・西谷監督は平田の適正について当時から平田自身はホームランバッターではなく、1番タイプと語っていたことに恐れ入ります。本来は足と肩の選手と言い切り、セーフティーバントもよく決め、盗塁も先輩である現タイガース西岡内野手より多かったと聞けば、納得いきます!好調ビシエド内野手とともにまだまだ平田旋風はセ・リーグ界の脅威の的となることでしょう。

そして記憶から消したい思い出…忘れることは決してないと言い切れます8月19日のジャイアンツ戦。勝利寸前までいっての9回裏、一挙5点を失ってのサヨナラ負け。これは6月28日スワローズ戦でも同様に9回裏5点失ってのサヨナラ負けというなんともデジャブな結果で、今季通算29度目の逆転負け。そしてさらに7回以降となりますと、18試合目という、まさにファンにとっては天国から地獄に突き落とされる試合が繰り返されており、今回の負けでさすがに立ち直れないと音を上げるファンもSNS上で多く見かける始末。ドラゴンズにとってはまさに断崖絶壁に立たされている状況の今。ただクライマックスシリーズ進出の夢は閉ざされてはいないだけに、今後のシーズン終盤戦をどう総力を結集して挑んでいくのか、今週のサンドラは森監督の本音を聞き出しました!


■リリーフ陣再編こそがCS進出へのカギ!

先発投手陣はリーグ2位、反対にリリーフ陣はリーグ最下位の防御率(8月18日現在)という、強いドラゴンズを知る人からみれば、一体どうしてしまったのかと目を覆いたくなる現状。しかし森監督は現実の不甲斐なさを認めつつも、決して技術がないわけではないと言います。それは実質、投手陣を預る長としてのプライドからの発言とも取れそうですが、よく考えてみれば、現一軍リリーフ陣(先発陣もしかり)の顔ぶれを見渡すと、誰がキャンプ時点で今のメンバーを予想したことでしょう。中継ぎの又吉、谷元、伊藤準、祖父江、鈴木博、そしてここ数年ドラゴンズの抑えとして君臨していた田島すべて誰一人もブルペンにいないわけですから、投手起用のやりくりに苦労するのは理解できます。しかし、いる者だけで戦っていかなくてはならないのが現実。森監督は今後の抑え起用、そしてリリーフ陣の心得について、語ってくれました。

『現状なら9回は佐藤かマルティネス。イニング跨ぎをするならば佐藤。もし二人残っているなら、先に行くのは佐藤。またリリーフ陣に口酸っぱく話し続けているのは、先頭打者を打ち取ること、そして無駄な四球を減らすこと。先頭打者を抑えることで失点をゼロにする確率はかなり高くなる。反対に無駄な四球を出すと、失点する確率は高くなる』

春季キャンプが始まる前から四球を減らすこと、そしてストライクゾーンで勝負するボールを身につけて欲しいことを今季の課題として投手陣には伝えていたという森監督。その願いはいまだ叶っていないということでしょうか。いや、19日の藤嶋健人投手のピッチングには明るいドラゴンズの未来が見えました!岡本、マギー、阿部という主力どころに決してひるむことなく、きわどい内角を攻め、これだという決め球はないにしても、ストライクゾーンでしっかり勝負している。その姿はリリーフ陣だけではなくすべての投手陣の心にしっかり響いたはずです。残り少ないシーズン、彼がドラゴンズ投手陣の救世主となって、相乗効果を上げる結果を残したいですね!

ただ抑えがしっかり決まらなければリリーフ陣が安定していかないのは誰もが危惧するところ。自論を言わせてもらえば、抑えの日替わりはNG。このピッチャーと決めたら、そこから逆算して勝ちパターン、負けパターンとリリーフ陣を振り分け、この状況になったらオレは行くんだ!と、自然に気持ちが高まっていく、そんな起用法を取ってもらえればリリーフ陣内に好リズムが生まれるはずです。強いドラゴンズの時代はまさに役割分担がしっかりできていました。その投手陣を担っていた森監督、『そんなこと言われなくても分かっているよ!』と、言われそうですが(苦笑)。となれば、現時点の抑えは佐藤しかいないでしょう。マルティネスは以前から指摘されていますセットポジションになってからの投球にまだ未熟さが残されており、ランナーがでてからの登板は難しい。本来ならば二軍で一ヵ月もくすぶっている田島が奮起してくれるのが一番なのですがね。そして田島同様、前述した二軍で調整中の又吉ら、本来期待されていた中継陣もリフレッシュした姿を一日も早く一軍のマウンドで見せてもらいたいものです!


■あきらめたら終わり!CS進出へ全力を尽くせ!

あと一ヵ月半、クライマックスシリーズ進出へと書くと、“まだそんな寝言言ってるの?”との声が聞こえてきそうですが、可能性のある限り、力を尽くして欲しいと願うのは、ドラゴンズファンの総意でしょう。平田から始まる破壊力満点の打線とクオリティースタートを続けている先発陣、そして突貫工事でも救援陣の立て直しを図れば、ドラゴンズもまだまだセ・リーグ台風の目になる可能性は決してゼロではありません!あきらめたらそこで終わりです。ファンの皆さん、まだまだこれからです!ナゴヤドームに戻る21日からのタイガース戦で声を枯らしていきましょう!熱い夏は終わりませんよ!がんばれ!ドラゴンズ!燃えよドラゴンズ!


画像:「サンデードラゴンズ」に出演する川上憲伸氏(C)CBCテレビ
(ドラゴンズライター 竹内茂喜)(20日11:05)

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