和合にはドラマがある。池越えで風の読めないパー３は優勝争いをする選手たちに牙をむく。過去の印象に残ったプレーを振り返る。

ダンロップフェニックスの大舞台で堂々と優勝を飾った杉浦悠太。名門日大ゴルフ部からまたプロが誕生した。出身は愛知県高浜市。どんな幼少期を過ごしたのか？ゴルフを始めたきっかけは？クラウンズでの目標はズバリ優勝？地元ルーキーの素顔に迫る。

好きなものはゴルフ。趣味のような感覚でゴルフと向き合い、いつもゴルフのことを考えている。理由は、もっとうまくできた自分を想像したら楽しいから。海外ツアーから凱旋した地元・清須市出身の若者が国内ツアーを熱く盛り上げる。

ルーキーイヤーで2勝の快挙、しかしながら昨季は勝利を挙げることができなかった。原因はメンタルの弱さ。オフにフィジカル、メンタルの両輪を鍛え上げ、進化した飛ばし屋が飛躍を誓う。

得意なクラブは「パター」。粘り強いゴルフを信条にする平田は去年ツアー２勝を挙げた。しかしクラウンズでは悔しい予選落ち。うまくいかないときの支えは２匹の愛犬だ。ことしは得意なパターが生かせるようショットに磨きをかけて和合攻略に挑む。

地元・愛知県高浜市出身の若者が遂に頭角を現した。2023年ダンロップフェニックスでアマチュア7人目の快挙。優勝直後にプロ宣言し、日大卒業とともにツアーフル参戦。新時代を切り拓いていく。

初のツアーシード獲得。プロ転向後、着実に力をつけアベマツアーでは敵なしの自信を付けた。周囲のトッププロの実力に圧倒されないよう、身に付けたのは脱力。平常心で真の実力を出し切る。

神童と呼ばれプロに転向も、結果を出せない日々が続いていた。昨季は何度も上位に入り、遂に念願のシードを獲得。今季の目標はもちろん優勝。地元名古屋の地での活躍を誓う。

当初は和合コースが苦手だったが、いまは戦略的でおもしろく、クラウンズは「優勝したいトーナメント」。「０．１打」の計算をして打つという堀川はラウンド後「頭が疲れる」という。年間４００回入るサウナで頭をすっきりさせて和合制覇を狙う。

2022年の中日クラウンズ王者。「和合でも稲森」と呼ばれることを目標に、2回目の優勝を目指す。そんな稲森には、今年第一子が誕生。今までとは違った思いで和合に挑む。