2023年
第105回 株式会社CBCラジオ番組審議会
開催日 | 令和5年9月15日(金) |
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出席 (敬称略・五十音順) |
松尾清一(委員長) 近藤清久 榊原栄一 堀田あけみ |
書面参加 (敬称略・五十音順) |
平松岳人 村瀬幸夫(副委員長) |
議題 | I. 番組審議 「トーク甲子園 決勝特番」 |
- I. 番組審議「トーク甲子園 決勝特番」
放送日時 | 2023年8月27日(日)13:00~13:57生放送 |
出演 | アンバサダー:向井慧(パンサー) 決勝審査員 :山崎怜奈、加藤里奈、 永岡歩(CBCアナウンサー) パイセン :清水藍、酒井直斗、米谷恭輔 ※コメント出演のみ 出場校 :四日市商業高校 ヤンこは いなべ総合学園高校 イブキ 岐阜聖徳学園高校 姉さん、カナ、兄貴 |
スタッフ | プロデューサー:寺本有希 ディレクター:秦進太郎 高校生番組ディレクター:林大智、立脇美穂、清水藍 |
《番組概要》
CBCラジオでは、高校生がラジオのトーク番組を作って競う大会「トーク甲子園」を、今年初めて開催しました。対象は愛知・岐阜・三重の高校生(高専は3年生まで)。予選は各自のYouTubeに「好き」をテーマにした10分番組をアップする形で行いました。結果、34校51作品のエントリーがあり、審査を経て10校が準決勝に進出。準決勝では実際にCBCラジオのスタジオで「ほめる」をテーマにした10分番組を制作しました。番組は「トーク甲子園」公式YouTubeにアップされ、視聴数を含めた総合的な審査を経て、3校が決勝に進出。3校は決勝特番に向けて、撮り直し無し・一発本番の10分番組(テーマは自由)を制作しました。その際、CBCラジオのパーソナリティが“パイセン”(アドバイザー)として、各校の番組制作を後押ししました。今回の「決勝特番」では、この3校の番組を順番に放送し、生放送中の批評・審査を経て、初代優勝校を決定しました。
特番のMCは、トーク甲子園アンバサダーのパンサー向井さん。審査員には、昨年乃木坂46を卒業し、現在東阪名でラジオのレギュラーを持つ山崎怜奈さん。CBCラジオを代表する地元出身の若手パーソナリティで、週に4本の生放送を担当する加藤里奈さん。アナウンサー代表として、ラジオ経験豊富な永岡歩アナを起用。審査では、トーク力や企画力はもちろん、熱意や高校生らしさを含め“もっと聴きたい”と思う1校を選んで頂きました。
結果、優勝は、「いなべ総合学園高校(イブキ)」。夢は“ラジオのパーソナリティになる事”で、熱い思いをストレートに伝えたトークが審査員の心を掴みました。準優勝は「岐阜聖徳学園高校(姉さん、カナ、兄貴)」。唯一のグループであり、抜群のチームワークを活かした、高校生にしか出来ないリズミカルなトークが評価されました。3位は「四日市商業高校(ヤンこは)」。放送中にMCの向井さんが「即戦力!」と唸るほど高校生離れしたトーク力を披露し、審査員全員を驚かせました。
高校生とラジオの接点を作り、未来のリスナーとパーソナリティ両方の育成・獲得を目指して初開催した「トーク甲子園」。参加した高校生の熱意が溢れることで、大会は放送・SNSなどを通して大いに盛り上がりました。来年以降も継続開催を検討しており、CBCラジオの“財産”となる企画にしていきたいと思います。
《トーク甲子園概要》
東海3県の高校生を対象に、トーク力・企画力をラジオのトーク番組を通して競う大会。- タ イ ト ル:
- トーク甲子園
- 主 催:
- CBCラジオ
- 協 力:
- 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社博報堂、一般社団法人 ACC
- 後 援:
- 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、岐阜県教育委員会、三重県教育委員会、愛知県私学協会、岐阜県私立中学高等学校協会、三重県私学協会
- アンバサダー:
- 向井慧(パンサー・CBCラジオ「#むかいの喋り方」MC)
- 優 勝 特 典:
- CBCラジオで10月~3月 レギュラー番組出演
《審議委員の主なご意見》
- ラジオ離れが進む中、ラジオのパーソナリティとリスナーの両方の育成・獲得を目指す試みは非常に高く評価できる。
- 今回の企画はラジオのパワーを認知してもらうためにも大変良い企画だと思った。
- 若者がラジオの世界へのきっかけをつかむ場として、息の長い番組になることを期待する。
- 参加した高校生にとって、自分が作った作品が発信され、大人が関わって形にしてくれるという経験は貴重な物になると思う。
- 優勝した高校はこれから番組を担当することになるが、ぜひ局として厳しくも絶対的な味方になり伴走支援して欲しい。
- 「甲子園」という名前を使うからには、今後、東海3県だけではなく、地方大会や、全国大会などに拡大し、毎年続けて欲しいと思う。