2020年
第72回 株式会社CBCラジオ番組審議会
開催日 | 令和2年5月22日(金) |
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書面参加 (敬称略・五十音順) |
団野 誠(副委員長) 杉浦昭子 平松岳人 堀田あけみ 松尾清一(委員長) |
議題 | I. 番組審議『大前りょうすけのちょいバズ!』 |
- I. 番組審議『大前りょうすけのちょいバズ!』
放送日時 | 2020年4月25日(土)17時00分~19時30分 (審議対象時間17時00分~18時00分) |
プロデューサー | 加藤慎二郎 |
ディレクター | 杉本直幸(ビバラジオ) |
AD | 祢宜田育実(ビバラジオ) |
出演 | パーソナリティ 大前りょうすけ(ワタナベエンターテインメント) |
《企画意図》
2020年4月から始まったワイド番組。ワタナベエンターテインメント所属の芸人・大前りょうすけが土曜日の夕方にお送りする2時間30分の生放送です。
メインパーソナリティの大前りょうすけは東京でプリンセス金魚というコンビ芸人として活動してきましたが、2016年から、大前のみ活動拠点を名古屋に移し、FM局の朝の番組を担当してきました。その番組が昨年末終了し、今年4月からCBCラジオで新番組を始めることに。
「週末の夕方、大人も子供もおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなで遊べる、ちょい参加型番組」をテーマに、Twitterを使い、リスナーと一緒に遊んでいく番組です。これまで、放送中に愛知のTwitterトレンドで2位にランクインするなど、これまでのCBCラジオの番組とは違う注目の集め方をしています。
《番組内容》
▼17時台- 17:00 オープニング
※挨拶。街中であったお話。
※先週の番組後のマスクブラジャーの話。 - 17:09 週刊バズトピ
今週気になったトピックスを紹介。
※「高速の逆走 6年連続200件超」
※「はんこ文化見直しへ」 - 17:19 1曲目( 君の名前/ソナーポケット )
- 17:23 メッセージ紹介
- 17:26 先週の企画結果報告
現在、Twitterで流行しているバトンリレー。
番組でも「#なんでやねんチャレンジ」を先週の放送後に始めた結果の報告。 - 17:30 2曲目( 言えないよ/郷ひろみ )
- 17:36 ミッション・チン・ポッシブル 前半
どうしても下ネタを言わないといけないシチュエーションの時に
別の言い方を考えるコーナー。今週のテーマは「性感帯」。 - 17:40 CBC交通情報
- 17:42 ミッション・チン・ポッシブル 後半
リスナーから届いた答えを紹介。
17時45分までに一番の言い換え方を決める。 - 17:45 ウィークエンドネットワーク
※TBS制作のニュース番組
- 17:50 3曲目( ドラえもん/星野源 )
- 17:54 バズメン募集
バズらせてほしいリスナーからのメッセージを紹介。
その中から1人のリスナーを決めて、
選ばれた人をTwitterのトレンド入りさせるコーナー。
- 18:00 中日新聞ニュースと天気予報
- 18:03 バズメン途中経過
- 18:09 4曲目( LOVE LOVE SHOW/THE YELLOW MONKEY )
- 18:11 バズメン途中経過
- 18:13 井戸バズ会議
色んなお題に対し、みんなであーだこーだ話すコーナー。
放送の日は、「初任給の日」ということもあり、
この日のお題は「 給料川柳 」。 - 18:16 週刊バズトピ 今週気になったトピックスを紹介。
※「無免許でクルマ購入」
※「仏具でレゲエ」 - 18:25 5曲目( Three Little Birds/BOB MARLEY )
- 18:28 メッセージ紹介「 給料川柳 」
- 18:31 ちょいヌードル
お腹がすいてくる時間に、カップ麺を食べて
美味しければ商品名を紹介。マズければ商品名は言わない、
忖度なしの食レポコーナー。 - 18:36 メッセージ紹介「 給料川柳 」
- 18:40 ちょいバズレポート
リスナーに電話をつなぎ、身の回りをレポートしてもらうコーナー。
- 18:48 6曲目( Guerrilla Radio/Rage Against The Machine )
- 18:53 メッセージ紹介「 給料川柳 」
- 19:00 バジュくじ
今日届いたメッセージをBOXに入れて、一枚引き、
選ばれた人はラッキー? 運試しコーナーです。 - 19:05 7曲目( 約束のマーチ/吉田山田 )
- 19:10 熱血バズ高職員室
今日、残念ながらボツになったメッセージに、
なぜボツになったのか、指導するコーナー。 - 19:17 8曲目( Winding Road~未来へ~/FANTASTICS from EXILE TRIBE )
- 19:21 今週の反省会 ~ エンディング
今週の放送で大前がやってしまったシーンを振り返る反省会。
議事の概要
《審議委員の主なご意見》
- テンションの高い、威勢の良いトークに思わず引き込まる。多くの人が「stay home」を強いられる中、まさに家族で暇つぶしをするのにうってつけの番組。
- ネットでバズらせるコンセプトが、外出自粛が広がるこの時代と見事にシンクロしていて驚いた。
- パーソナリティの体験談がリスナーの実感を率直に伝えていた。語り口が心情を上手く表現していて共感できた。
- この放送時間帯にマッチし、世代を超えて楽しめてほっこりした番組だった。
- パーソナリティ、ディレクター、リスナーが三位一体で創りあげている。特にTwitterにより参加しやすい点は評価したい。
- かつての深夜ラジオを楽しんだ世代も受け入れられるノリだが、こういう番組こそ、若い世代に深夜の時間帯で聴いてほしいと思った。