2018年
第49回 株式会社CBCラジオ番組審議会
開催日 | 平成30年2月16日(金) |
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出席委員 (敬称略・五十音順) |
近藤清久 杉浦昭子 堀田あけみ 松尾清一(委員長) (書面参加 団野 誠(副委員長)) |
議題 | 1. 番組審議 「ドラ魂KING 川上憲伸KK SPECIAL」 |
- 1. 番組審議
「ドラ魂KING 川上憲伸KK SPECIAL」
放送日時 | 平成30年1月26日(金)18:00~19:00 |
プロデューサー | 真岡哲海(CBCテレビ スポーツ部) |
チーフディレクター | 藤塚卓洋(CBCテレビ スポーツ部) |
ディレクター | 鈴木悦仁(CBCテレビ スポーツ部) |
出演 | パーソナリティ 川上憲伸(CBC野球解説者) 戸井康成(タレント) 宮部和裕(CBCアナウンサー) 中島未来(チアドラゴンズ2017) |
《企画意図》
「ナイターオフ期こそドラゴンズを徹底的に応援しよう!」を合言葉に、最強のドラゴンズ応援番組を目指して2012年にスタートした『ドラ魂KING』は、2017年秋に6シーズン目に入りました。この番組は、野球中継のないオフ期にもドラゴンズを身近に感じられるとファンに好評を得ています。今回のシーズンに入るにあたって番組を更にバージョンアップさせるため、金曜日のメインパーソナリティとして白羽の矢を立てたのが、昨年引退しCBCの野球解説者として活躍されている川上憲伸氏です。CBCテレビやCBCラジオ『ドラゴンズナイター』の野球解説者として、戦況や投手心理を鋭く読む分析力は各方面から高い評価を得ると同時に、既成概念にとらわれない自由な表現、ユニークでオリジナリティ溢れるコメント力は巷の話題にもなりました。その憲伸さんに「将来のワイド番組のローテーション」を担ってもらいたいという思いから、今回のオファーに至りました。ラジオのメインパーソナリティとして出演するのは、この番組が初となります。
火~木曜日とは差別化を図るためにつけた金曜日のサブタイトル「KKスペシャル」には、本人のイニシャルと彼のイメージでもある奪三振の”K”をダブルミーニングさせています。また『CBCドラゴンズナイター』のスタジオナビゲーターでもあり“お茶の間代表野球ファン”こと戸井康成さんとタッグを組むことで、より憲伸さんの魅力的なパーソナリティを引き出しています。
ドラ番リポーターが足で稼いだ最新のドラゴンズ情報はもちろん、中日球団のオフィシャルな広報担当として「チアドラゴンズ」も出演し、球団のイベントインフォメーションも加えた多彩な内容でお届けしている『ドラ魂KING KKスペシャル』は、「ドラゴンズ愛」に満ち溢れた出演者・制作者陣でお届けする最強のドラゴンズ応援番組として、このオフもドラゴンズファンに支持される番組を目指し放送しています。
《番組内容》
- ■18:00
オープニング
- ■18:08
中日新聞ニュース
- ■18:12
ドラ番リポート
CBCのスポーツアナウンサーがドラ番記者として毎日ナゴヤ球場などで取材。最新のドラゴンズ情報や選手のパーソナルな部分を紹介しています。この日は西村俊仁アナウンサーが、沖縄合同自主トレの模様を取材、キャンプ直前の選手の調整方法や談話などをお伝えしました。 - ■18:21
ドラゴンズファクトリー(ケンシン・野次馬カットボール)
プロ野球のみならず様々なスポーツの話題を憲伸さんがぶったぎります。自身も経験してきたメジャーリーグの知られざる内幕や、サッカーW杯、ラグビー、バスケットボール、陸上、そしてオリンピックまで憲伸さんが興味をもったネタを自由気ままに語ります。 - ■18:29
交通情報
- ■18:31
ドラゴンズスペシャル(ケンシン・スピリッツ)
様々な角度からドラゴンズを語り尽くすこのコーナー。毎週金曜日は「ケンシン・スピリッツ」 と題して、憲伸さんがドラゴンズ愛に満ちたメッセージを伝えます。時に厳しく、時に熱く、5年連続Bクラスに低迷しているドラゴンズの再生に向けた元エースからの言葉は必聴です。 - ■18:39
ドラゴンズクラシックス
ドラゴンズの過去の試合で生まれた、ファンなら誰しも聴きたくなる名場面をCBCラジオの秘蔵実況を交えて紹介しています。この日は2005年4月1日、開幕戦のナゴヤドームで憲伸さんの好投に応えるアレックス選手のサヨナラホームランをお伝えし、その時感じた率直な思いを語ってもらいました。 - ■18:45
快適生活ラジオショッピング
- ■18:50
おさらいドラゴンズ
番組の冒頭からお聞きいただけない方々にもドラゴンズの最新情報を知っていただきたい、そんな思いからスタートしたのがこのコーナーです。時間の関係上、ドラ番リポートなどでお伝えしきれなかったドラゴンズ情報を最新の内容を加味してお送りしています。 - ■18:55
チアドラインフォメーション
チアドラゴンズによるドラゴンズの公式スケジュールやイベントインフォメーションなどファンの方が知って得する情報をお届けしています。メンバーは合計8名、曜日と時期でそれぞれ違う個性のある彼女たちの言葉を通してファンに向けて発信しています。 - ■18:57
エンディング(9回二死満塁、バッターケンシン!)
週替わりで「あいうえお順」の文字から始まる質問をリスナーから募り、憲伸さんへ無理難題をぶつけていこうというコーナーです。野球以外の予想もつかないプライベートな質問も飛び出す状況をどう切り抜けるのか、憲伸さんの人間味溢れるキャラクターがフィーチャーされています。
議事の概要
《審議委員の主なご意見》
- 川上憲伸さんの話が上手くて驚いた。面白く流れるような話し方で、聞きやすかった。
- 2軍キャンプで出会った、捨てられた子犬を部屋に連れ込んで可愛がっていたエピソード等、憲伸さんは楽しい話題が豊富で個性あふれ、他の多くのスター選手だった解説者には無い表現力や個の力を感じた。
- 冒頭の「野次馬カットボール」というコーナーで、スポーツアナウンサーが取材した沖縄合同自主トレなどのドラゴンズ最新情報があり、そのあとも、まるで憲伸さんの配球の組み立てのように、変化に富むコーナーが続く番組構成が良いと思った。
- 良い意味で居酒屋トークのようで楽しい。憲伸さんの魅力を戸井康成さんが広げ、宮部アナウンサーが綺麗にまとめている。グダグダ話しているようでいて筋が通っていると感じた。
- ドラゴンズは地元の財産でもあり、地域おこしのためにも、このような番組を通して放送局とチームが一体となって盛り上げていって欲しいと思う。