番組審議会

2014年

第16回 株式会社CBCラジオ番組審議会

開催日 平成26年10月3日(金)
出席委員
(敬称略)
団野 誠 一丸陽一郎 斎藤吾朗 堀田あけみ
(書面参加 松尾清一)
議題 1.番組審議
「ナガオカ×スクランブル」
1.番組審議「ナガオカ×スクランブル」
放送日時 平成26年9月18日(木)
22:00~24:30の22:00~23:55 放送分
プロデューサー 江良純治
ディレクター・ミキサー 長谷川真一
出演 パーソナリティ永岡 歩(CBCアナウンサー)
木曜アシスタント松村香織(SKE48)
ゲスト大森靖子(歌手)

《企画概要》

前身の60分音楽番組「ナガオカ」をパワーアップさせる形で、今年4月からCBCラジオとしては14年ぶりの平日夜の帯生ワイド番組としてスタート。
「つながるシアワセ オトとヒトの交差点」をテーマに、若者に人気の音楽を交えながら、CBCの永岡歩アナウンサーが10代と積極的にコミュニケーションする生ワイド番組。
メールやSNS、街頭インタビューや学校訪問などあらゆる角度から10代の声をお届けしています。

《番組内容》

  • 《22時台》

    永岡アナ1人によるオープニングトーク終了後、曜日アシスタントが参加するスタイル。木曜日のアシスタントは、全国的人気を誇る名古屋のアイドルユニット「SKE48」から週替わりで登場。9月18日(木)放送分は松村香織。松村はアイドルらしからぬ歯に衣着せぬ本音トークで人気を博していて、今年のAKB48選抜総選挙では200人を超えるメンバーの中で見事17位にランクインしました。

    ■「今日のテーマ」

    毎回、番組の軸になるのが日替わりで発表される「今日のテーマ」。この日は「私が感謝をしている人」。翌日の放送で番組開始100回目になることでリスナーに感謝すると共に、永岡アナがアナウンサーになるきっかけを与えてくれた、永岡の祖母についての話にも触れています。

    ■「ナガオカよりもマツムラ」

    SKE48の松村香織が選抜総選挙の順位を上げるために、毎回番組が用意した試練にチャレンジする企画。この日は埼玉出身の松村に、「もっと名古屋愛を高めて欲しい」ということで、永岡アナと「名古屋クイズ」で勝負してもらいました。

    ■「街ごえ(街頭インタビュー)」

    今日のテーマについて、名古屋・栄で10代に永岡アナが直接インタビュー。その日の夕方に収録したインタビューを編集し放送しています。

    《23時台》

    芸能ニュースやミニ番組、アーティストインタビューなど、永岡アナが一人で数々のバラエティコーナーをお届けしています。

    ■「ナガオカスクランブルニュース(芸能ニュース)」

    音楽を中心とした、気になる最新芸能ニュースをお届けします。

    ■「街ごえ(街頭インタビュー)」

    22時台と同じですが、比較的長尺のインタビュー素材を放送しています。

    ■「アーティストスクランブル(ゲストコーナー)」

    毎回1組のアーティストにインタビュー。この日は女性シンガーソングライターの大森靖子(おおもり・せいこ)。高い音楽性と裏腹の過激な歌詞、奇妙なパフォーマンスで若者たちから支持され、放送日にメジャーデビューを果たしました。そんな大森の特異性に触れながら、若者たちに支持される秘密に迫ります。

    ■「アタックスクランブル」

    火曜~木曜は24時の時報をはさんでクイズを出題しており、木曜は最近のヒット曲の「イントロ」や「最後の音」、「逆再生」を聴いてもらい、曲名をリスナーと一緒に考えています。

《審議委員の主なご意見》

  • アナウンサーらしからぬハイテンションだったが、アナウンスの技術はきちんとしていて聴きやすく、緩急のつけ方がちゃんとしていて楽しく聴けた。
  • 番組の対象が10代の若者ということで世代のギャップを感じたが、10代の雰囲気を垣間見ることができたような気がして、勉強になった。
  • 全体的にハイティーン向きだと思った。もっと中学生も聴ける内容があってもいいのではないか。
  • ゲストやアシスタントは、今どきの若い女性の典型的な喋りだった。永岡アナがうまく若者の世界観を引き出していたと思う。
  • 好感を持って聴けた。街頭インタビューは、今の若者ってこんなにマトモなのかな、と思える内容だった。
  • アシスタントが「名古屋のことを知らない」と堂々と発言していたのは違和感があった。地元のリスナーやファンのことを考えてほしいと思った。
  • 街頭インタビューでの若者の答えに対して、道義的にもっとつっこんでほしい場面があった。そうすることで、永岡アナがより兄貴的になって、求心力が出てきていいと思う。
  • コミュニケーションの場を求める若者らにとって、この番組が大切な場所となってほしい。

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