2014年
第10回 株式会社CBCラジオ番組審議会
開催日 | 平成26年3月7日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
松尾清一 団野 誠 一丸陽一郎 斎藤吾朗 堀田あけみ |
議題 | 1.番組審議 「小堀勝啓の新栄トークジャンボリー」 2.改編説明 |
- 1.番組審議「小堀勝啓の新栄トークジャンボリー」
放送日時 | 平成26年2月16日(日) 9:00~15:00の前半9:00~11:00放送分 |
プロデューサー | 安藤美国(制作部) |
ディレクター | 堀井庄一 |
ミキサー | 伊藤健一 |
出演 | パーソナリティ小堀勝啓(CBCアナウンサー) |
ゲスト伊藤敦基(CBCアナウンサー) |
《企画意図》
『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』は2012年4月にスタートした6時間のワイド番組です。『小堀勝啓の わ!ワイド』『ミックスパイください』を経て、CBCの「エンタメの顔」となった小堀勝啓アナウンサーによる、著名文化人や顔なじみのシンガー、新進気鋭のアーティストへのインタビューと軽妙なトーク、そしてこだわりの選曲で送る大型カルチャーワイド番組。
音楽はもちろん、ロードショー作品や単館系の知る人ぞ知る映画、演劇、美術、あるいは書籍など、小堀アナウンサーが自ら選び足を運んだレビューも特徴です。
番組は小堀アナウンサーひとりによる放送ですが、ゲストパート、ニュースアナウンサーとのやりとり、音楽リクエスト、お便り読みなどを組み合わせ、飽きのこない構成となるよう心がけています。
今回は9時台で小堀アナウンサー自身が足を運んだ映画、展覧会などのカルチャーレビュー(今回は徳川美術館のひな人形展覧会)を、10時台および11時台ではアーティストへのインタビュー、午後はひと組のアーティスト、あるいは映画音楽などのワン・ジャンルを取り上げる特集(この2/16はエリック・クラプトン)が基本スタイルとなっています。
《番組概要》
■9時台
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9:00 オープニング 楽曲 The Reflex/デュラン・デュラン 9:06 中日新聞ニュース 9:11 天気予報 9:12 ハイウェイ情報 楽曲 While My Guitar Gently Weeps/ザ・ビートルズ 9:25 カルチャーレビュー ~徳川美術館特別展 尾張徳川家のひな祭り 楽曲 イマジン/USAGI 9:43 ことばのおもちゃばこ 9:53 レースガイド
■10時台
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10:00 中日新聞ニュース 楽曲 春風のいたずら/山口百恵 楽曲 悲しき天使/メリー・ホプキン 10:18 天気予報 10:20 ハイウェイ情報 楽曲 花は咲く/イル・ディーヴォ 10:28 高橋佳延の家づくり ズバリ!納得塾 10:41 ゲストゾーン 通常はアーティストの取材(もしくは生出演)が入りますが、今回は翌週2/23の公開生放送にも出演する伊藤敦基アナが、昨年から支援している宮城県名取市の「閖上絵灯篭プロジェクト」について紹介しています。 楽曲 女の子は泣かない/片平里菜 翌週の公開生放送に出演する福島市在住のアーティストです。
震災のあった2011年3月に高校を卒業しますが、被災地となってあえて上京することをやめ、今も福島市を拠点として音楽活動をしています。世界的なギターメーカーの「ギブソン」のデモンストレーターに選ばれるなど、これからの活躍が注目されています。
《審議委員の主なご意見》
- パーソナリティの声のトーン、話し方がしっかりしていて聞きやすい番組である。
- 冒頭の番組プログラムの説明がわかりやすい。
- 流れる曲、BGMなどに懐かしさを感じる一方、リスナーからのリアルタイムのレスポンスに時代の変化を感じた。
- 読み聞かせのコーナーが唐突に思えたのに加え、本の選択が今どきの子供が喜ぶタイプのものではないように思えた。
- 震災関連の話題に持っていくまでの構成はすばらしかったが、レポートの内容はもう少し引いた感じの報告のほうが良かった。
- 心地よくゆったりした時間がすごせる番組である。
- 懐かしい曲、新しい曲、カルチャーなどが織り交ざるなど、飽きのこない構成である。
- 家づくりのコーナーは、前後とはまったく違う内容で違和感があり、押し付けがましい感じがした。
- 共通認識のある50~60代には良くわかる番組であるが、若い年代のリスナーは世代間のギャップを感じるのではないか。
- わかりにくい言葉をパーソナリティが丁寧に説明していたのがよかった。
- 美術展の紹介などは、展覧会とコラボしたような曲がかかるとよいと思った。
- 美術館の紹介は、説明だけではイメージするのが難しい部分があった。
- 休みの日に行楽地に出かけながらリラックスして聴くのに最適の番組である。
- 2.改編説明